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セッション (2014)

WHIPLASH

監督
デイミアン・チャゼル
  • みたいムービー 2,802
  • みたログ 9,457

4.10 / 評価:7,731件

どう捉えて観るか

  • san***** さん
  • 2019年9月2日 3時00分
  • 閲覧数 644
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

オススメするかしないかとすれば個人的にはする。

でも嫌悪感を抱く人もいるでしょう。
万人ウケを狙った映画では無いと断言出来ます。


まず、少なくとも天才では無いのだが、ジャズドラマーを目指し常にドラムのことしか頭になく、エゴで負けん気が強い学生ニーマンと、傲慢で完璧主義で実績と名声を持ち暴力的でジャズ大好きな鬼教官フレッチャー。

この一件全く別の人物だが、本質は似た者同士の二人の関係性や物語の組立が上手い。
ほぼこの2人の動向を見守る映画です。

音楽も演出もストーリーも良い。

現代の社会からは現実離れしたあまりにも理不尽なフレッチャーの暴言暴力嫌がらせ。

ニーマンの傲慢な鼻先をへし折るかの様に日々繰り返されますが、ニーマンにも己のエゴや傲慢さ、そしてフレッチャーから認められたいと同時に敵対感。

このお互いが攻撃的で、一方は暴力。一方は血を流し激しくドラムを叩きフレッチャーに対抗する。

この絶妙な人間関係が観ていて清々しかった。


が!そうは感じない人もいるはずです。

これは観る人の捉え方で大きく変わるんじゃないでしょうか。
特殊な世界。芸能やスポーツなど人の胸を打つようなものの裏にはやはり特殊な世界ゆえに一般常識が通用しない世界もあるでしょう。


フレッチャーがニーマンに行う行為はある社会から見れば悪。
しかしある世界から見ればそれは必ずしも悪ではないのかもしれません。


この曖昧さと現代社会の一般性との違いがこの映画に見え隠れしていて良かった。


ラストは罵声も暴力もなく本気で音楽でぶつかり合う。

お互いがお互いを認め合うような魂のこもったラストでした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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