ここから本文です

セッション (2014)

WHIPLASH

監督
デイミアン・チャゼル
  • みたいムービー 3,686
  • みたログ 1.0万

4.10 / 評価:8101件

フレッチャーは音楽を愛していなかった

  • little_black_dolls さん
  • 2020年7月26日 18時28分
  • 閲覧数 2254
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画は鬼教師に食らいつき成長していく主人公の物語ではないと思います。
ジャズを愛していない者と愛している者の物語だと感じました。

フレッチャーはもはやジャズを愛してはいなかったと思います。その象徴が彼のクラスの風景に現れています。
ジャズとは自由で楽しむ音楽、だと私は思っています。
彼のクラスの生徒は全員怯え、俯き、演奏を心から楽しめていませんでした。
軍隊の訓練のような練習、見世物にされる者、罵詈雑言に性差別的発言、人格否定等。
フレッチャーは音楽を殺しているように見えました。

物語の途中それで精神を病み亡くなった方がいましたね。

この映画のメッセージはシンプルに『厳しい指導を履き違えてはならならない』なのです。

ラストシーンの解釈について。
結局フレッチャーにハマっている、とか、
フレッチャーの手の内で転がされている、と言う解釈も出来ますが、私は違うと思います。

ジャズを心から愛していたのはフレッチャーではなくニーマン。中盤までは反抗的で怒りに身を任せドラムを叩き続けていましたが、その時は音楽への愛より怒りが勝ち上手く行きませんでしたね。

最後に音楽を楽しむ感覚を取り戻したニーマンは、自分の意思で、技術で対抗しジャズを愛する者が勝利した。

そう考えると爽快です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ