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ターナー、光に愛を求めて (2014)

MR. TURNER

監督
マイク・リー
  • みたいムービー 71
  • みたログ 187

3.14 / 評価:130件

画集を見てから鑑賞してね

  • kinchan3 さん
  • 2016年12月2日 9時34分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 ナショナル・ギャラリーに行くと、ターナーのために作られた美術館かと思える。テイトも同じだ。
 もちろん、「大使たち」やフェルメールの作品もあるのだが、ターナー作品が一番多かったように思える。
 この映画でも描かれているが、10万ポンドで買うというジロットという会社社長の言葉を拒否して国家に寄付することにしている。
 ピカソも相続税が払えなかったから、寄付している。
 じゃあ、画家は何のために描いているのだろうと思うことがある。

 ターナーの後半生を(おそらく)丹念に描いている。有名な帆船の柱に縛り付けてという話も描かれている。他の印象派の画家ほどドラマティックな人生は送っていないはずだが、実は時々出てくるように、母が精神をやられていて、学歴もなくて、ここまでになったのだ。
 天才が生まれる家庭は親が狂人か、本人が狂人かのどちらかだと思う。

 目が悪くなったんじゃないの、という批判も描かれていて、かわいそうだ。ずっと後になるモネは実際に目が悪かったというから、ターナーの先見性?が分かる。大衆演劇で攻撃されるのも辛い。
 ゴッホなどがポスト印象主義とすれば、プレ印象主義だ。ロマン主義とはいえないような気がする。
 何よりも映像がきれいで、ターナーの絵を見ているようだ。

 小さい頃使っていたターナー絵の具が使われるのかと思ったが、岩絵具だった。当たり前だけど。
 でも、みんなターナーという会社の絵の具を使って描いていたものだった。

 こんな地味な映画が作られるだけでうれしい。
 是非、観てくださいとはとてもいえないが、不思議な映画だった。

詳細評価

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