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ターナー、光に愛を求めて (2014)

MR. TURNER

監督
マイク・リー
  • みたいムービー 71
  • みたログ 187

3.14 / 評価:130件

映画の画面を切り取ればそのまま「名画」

  • fg9******** さん
  • 2017年4月18日 16時11分
  • 閲覧数 687
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、解説のとおり。
 19世紀のイギリス。
 有名画家のターナー(ティモシー・スポール)は、ひとりでふらりと各地へ旅に出向いてはスケッチを書きため、やがて家へ戻ると今度はアトリエにこもってひたすら絵の仕上げに没頭する、自由気ままな芸術家生活を送っていた。
 しかし、長年そんな彼の生活を支えてくれていた最愛の父がついにこの世を去り、ターナーは悲しみに暮れることになる。
 その後彼は、とある港町で宿屋を営む中年女性ソフィア(マリオン・ベイリー)と出会い、心の安らぎを覚えるようになる。
 ウォルシュさんのレビューのとおり、『オープニングのカットから、すべてのカットが絵画のように美しい。』作品だった。
 オープニングの、川縁を二人の女性が雑談しながら歩いてくるワンシーンは、それだけで額縁に納めてしまいたくなる名画だった。
 以降も、画面が切り替わる度に、サブタイトルの『光に愛を求めて』の「映像」…いや…「映画」…画面を切り取ればそのまま「名画」……にハッとさせられること仕切りだった。
 ストーリー的には、ターナーと宿屋の女将・ソフィアとの展開には驚いたが、このソフィアが聡明でポジティヴに光り輝いているのに対して、メイドのドロシー・アトキンソンの陰のある演技が本作に深みを与えていた。
 また、女性の天文学者のプリズムの実験も興味深かったし、ターナーが写真家に言及する「写真のカラー化」の件も面白かった。
 ただ、ターナーの晩年の為人(ひととなり)を垣間見せるためには必要だったかも知れないが、性描写は本作にあまり相応しいとは思えなかったので、☆一つ減じた。
 なお、ウォルシュさんのレビューに『格調高い英国を描く監督として、私の中でジェームズ・アイボリーと双璧を成すマイク・リー監督』とあったが、ジェームズ・アイボリー監督作品は何作も観ているものの、マイク・リー監督作品は初めて接したので情けなさに消え入りたい心境です。
 マイク・リー監督……メンゴ……。

詳細評価

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