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ターナー、光に愛を求めて (2014)

MR. TURNER

監督
マイク・リー
  • みたいムービー 71
  • みたログ 187

3.14 / 評価:130件

風景画のように抽象的、しかし...

  • gir******** さん
  • 2016年5月31日 0時12分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

私も数々の伝記映画を観てきましたが、この作品はその中でも上位に入るくらい、上質な伝記映画です。
Wikipediaに書かれてある批評家のコメントにもありましたが、ハリウッドが作る伝記映画よりも素晴らしい出来ですね。

このレビューのタイトルにも書きましたが、この作品のストーリーはあるようでないほど余りにも抽象的で起伏というものがないんですよね。
なので、観る人によってはやはり退屈に感じる人もいるんでしょうな。
私は楽しめたんですが、その気持ちは分かります(笑)

しかし、抽象的だからこそ、ターナーの描いた風景画のような感じにさせる作品なのかなと感じましたね。
まあ、マイクリー自身が抽象的な演出をされる方なので、これを狙って構成したとは思えませんがね(笑)
結果的にそのように感じることができました。

そして、何よりもびっくりしたのは伝記映画という枠を超え、実に普遍的で、人間とは、人生とは、何か問いかける作品だということ。
正に新鮮で、つくづくマイクリーの演出には驚かされましたね。

脚本も(あってないようなものなんですけども)素晴らしくて、台詞、会話で表現しようとせず、行動や演出で、登場人物の心情を表現していたのは流石の一言。

にしてもまあ、ティモシースポールを筆頭とした俳優陣の演技も素晴らしいんですよね。
ターナーの苦労や葛藤など、いろんな感情を見事に体現することに成功していました。
特にメイドのハンナ役の女優さんは印象に残ったなあ...
映像はもちろん、衣装も19世紀を見事に再現されてあるし、音楽も最高の出来。
久々にこれほど完璧な作品に出逢うことができました。

唯一の心残りは、映画館で観れなかったこと...
惜しいことしたなあ...はあ...

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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