主人公には全く共感できないが、すごい映画
- ひゅう助 さん
- 2016年2月20日 16時49分
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- 総合評価
こういう、人の狂気を見せる映画が私はけっこう好きなので、DVDを買ってまで鑑賞しました。そして期待通りの映画でした。面白いし、主人公がキレすぎてて全く共感できないけど、すごいパワーのある映画だった。
あらすじ
窃盗でその日暮らしの生活を送っていたルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日事故現場に遭遇し、その場でカメラを掲げる男に気づく。
ルーはパパラッチという、事故や事件をカメラで撮り、その映像を売るという仕事を知り、それにのめりこんでいく。
しかし、生来の資質か、ルーの犯罪スレスレの偽装工作で撮った映像はテレビ局に高く売れるのだった。ルーの暴走はエスカレートしていく・・・。
いや、ほんと、期待通りの狂った映画でした。鑑賞者にとって、おそらく全く共感できない主人公ルー。凄すぎる最低野郎で、見てて吐き気を催す。
鑑賞中、もうその「嫌な感情」だけしか残らない映画でした。
しかし、1本の映画として見れば、すごいパワフルな映画とも感じました。精神的にイカれた男。この男には誰も共感できないはずなのに、ラストまで中ダレ一切なしで一直線に見終わることができる。
勧善懲悪ものの映画は見飽きた!という人にオススメ。
☆5つ。
詳細評価
イメージワード
- 不気味
- 恐怖
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