あらすじ・解説
1945年7月。太平洋戦争での戦況が悪化する日本に対して、連合軍はポツダム宣言の受託を迫る。連日にわたって、降伏するか本土決戦に突き進むかを議論する閣議が開かれるが結論を一本化できずにいた。やがて広島、長崎に原爆が投下され、日本を取り巻く状況はさらに悪くなっていく。全国民一斉玉砕という案も取り沙汰される中、阿南惟幾陸軍大臣(役所広司)は決断に悩み、天皇陛下(本木雅弘)は国民を案じていた。そのころ、畑中健二少佐(松坂桃李)ら若手将校たちは終戦に反対するクーデターを画策していた。
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作品レビュー(582件)
- s_t********
1.0点
隣の半島国家のことを良く、都合のよく歴史を改ざんする国だという評価をする。 そのことは完璧に同意するのだけども。 天皇の戦争時の立ち位置 戦争を始めたのは、軍部(特に陸軍)の暴走 戦争を終わらせたのは、天皇の英断 と言うのは歴史改ざんと言う事が、歴史文書の機密期限が切れたことによって公開され間違い 東京裁判で天皇を殺さないための、日本とGHQ共同の歴史改ざん。 2021年に日米開戦80年に経過して公開された百武侍従長の日誌には天皇が日米開戦を求めて、当時の木戸首相に声を荒らげて、木戸や周囲から諌められたことなどが、多数記録されている。 戦争を求めたのは、世論と天皇とマスゴミであって、 内閣、軍部は海軍だけでなく、陸軍でさえも開戦したら勝てないことをハッキリ認識していた事が明らかになってきた。 確かに、終戦時には戦争突入時から繰り返された思想教育にあてられた青年将校と、 戦争を辞めたい天皇派との間で騒動があったことは歴史証言で明らかな事実だけれども、 そこだけ切り取り過ぎ。 東京大空襲後も、沖縄陥落後も、国体護持を強く願い、 広島の原爆の一撃だけでも決断できない奴が、2発目の長崎が落ちて始めて国体護持を諦めたに過ぎない。 戦争開始を強く求めた昭和天皇を美化すべきではない!
- ish********
2.0点
ポツダム宣言受諾前の日本国家の葛藤を、おそらく作家は描きたかったのだろう。しかし、蓋を開けてみれば、なんたる杜撰すぎる展開。天皇陛下に全てをこじつけて終わる展開。そんな筈はないだろう。A級戦犯で亡くなった、愛国精神が一つも描かれていない。今世紀初めて、一番酷い映画を観ました。
- qjn********
4.0点
本作を観た後に1967版を観た 原作小説の映画化というより、原作は1967版と思うほど完全なリメイクだった 1967版が宮城事件の再現がメインだったが、本作は阿南、鈴木貫太郎、昭和天皇のそれぞれの人間模様を描いた秀作 「関ヶ原」は正直何を言っているのかまったく分からないセリフは監督の自己満足に終わってしまったが、本作は楽しめた
- HIROTAMA
3.0点
この作品は、誰かをドラマチックに仕立てたり、感動のクライマックスがあったりするわけでは無い。しかし、当時の葛藤や混乱を描いた一つの作品としては評価できる。
- walbatross
4.0点
1967年版は見ていないし、原作も読んでいない。2015年版映画のみの見た感想。 序盤は、終戦にいたるまでの数か月が描かれていて、場の切り替えが多く、見づらかったが、後半は、追い詰められていく感じがよく描かれていて引き込まれた。配役がピッタリはまっていて、違和感がなかった。特に天皇の本木さんは気品あふれていて素晴らしいと思った。 話自体は楽しいものではなく、すがすがしい気分で見終えることはできないが、知らなかったことも多く、勉強になった。
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