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日本のいちばん長い日 (2015)

監督
原田眞人
  • みたいムービー 1,018
  • みたログ 4,451

3.51 / 評価:3185件

本木雅弘さんの昭和天皇役が見事

  • サンゴ さん
  • 2021年3月15日 21時53分
  • 閲覧数 972
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

つまらなかったら途中で見るのやめようと思って最初ネットしながら横目で適当に見てたもんで、誰が誰の役なのかとか何やってるのかもよくわからず、でもまあボソボソ言ってるだけだし、戦時中だというのに緊迫感もないし、話自体にもそんなに興味も持てないし、見直すほどでもないかと思っていたのだけど、将校たちのクーデターあたりから俄然惹きつけられ、結局最初から見直した。
他の方も書いてらっしゃるが、今喋ってるのは誰役なのか、最初ぐらいテロップつけてほしかったな。
高校の時の選択社会科が私は日本史じゃなく世界史だったので、特に近代日本史ってほんとよく知らなくて。

で、中盤ぐらいまではほんとに静かな映画で、爆撃とかも描かれないし、爆音とかもないし、年とった男たちがボソボソ喋ってるだけみたいな。景色も綺麗で、セミの声がうるさいぐらいで、戦時中というよりどこかのどかな避暑地にいるみたい。
無条件降伏をのむか拒否するかで揉めて、本土決戦するべきだ、本土の2000万人が武器をもって抗戦すればまだ勝てる可能性はあるとか、無条件降伏するならば陸軍は将校総自決するべきだとか、いやむしろクーデターを起こすべきだとか、あれだけ長期に渡る大規模で凄惨な大東亜戦争の終盤だからそりゃもう揉める。
それでも、天皇は無条件降伏をのみ、戦争を集結させたいと意志を示し、結局ポツダム宣言を受け入れることに。

役者さんたちそれぞれが熱演してて素晴らしいのだけど、中でも昭和天皇役の本木雅弘さんは見事。
口数の少ない静かで控えめな態度ながら、全責任を自分が負い戦争を終結するのだという強い意志と覚悟を表していて、惚れ惚れするような最高の昭和天皇役だった。
この映画の評価点、本木雅弘さんの演技だけで★1は引きずりあげたように思う。
クーデターを画策する若き将校役の松坂桃李さんも素晴らしかった。
映画の展開としては盛り上がりに欠けるところが長く、傑作とはいわないものの、役者陣の熱演と奇をてらわない丁寧な作りは好感がもてる。
これより評価の高い1967年度版もぜひ見てみたいと思いました。

詳細評価

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