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脳内ポイズンベリー (2015)

監督
佐藤祐市
  • みたいムービー 237
  • みたログ 1,930

3.34 / 評価:2,007件

出来の悪いインサイド・ヘッド

  • gal***** さん
  • 2018年9月3日 2時54分
  • 閲覧数 901
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

主人公があまりに面倒で自分本位過ぎてイライラする。正確には主人公ではなくネガティブな奴のせいではあるが…あまりに情緒不安定でおかしな女にしか見えないし、周りの人間もこんな情緒不安定な人間に振り回されるのもたまったものではないだろう…。

好きな男性と一緒になるか、安定した男で妥協するかなんてのは、たしかにありがちな考えだが、そもそもこの作品は最後まで他人と向かいあおうともしないし、他人のことを考えようともしない。
相手のために感情を押し殺したら、ポジティブが封印されてしまった?意味不明すぎる。
相手のためを思って映画化の話はしなかった、お互いのことを思ったからここで別れるべきだ。
正直、自分本位な思い込みばかりで、最後まで主人公は何も成長しないのに、何か一歩踏み出して前向きになりました!みたいな終わり方も正直いかがなものかと。
脳内ポイズンベリーというよりも、脳内お花畑としかいいようがない…。

ネガティブ、ポジティブ、恋愛脳、記録係はわかるが議長の存在もよくわからないし、変な女も意味がわからない。脳内世界の崩壊や衝撃なんかも、人間のパニック状態を抽象的に描こうとしてるのかもだが…ここら辺もお粗末すぎて意味不明。そもそもこいつらが奔走することでパニックが生まれるだけで、作品としては何も得るものがない。
脳内で考えても何も生まれない、口に出してお互いにわかり合うべきだ!と何度も言っているが、そもそもこの主人公は他人に向かい合う気もないし、それ以前の人間性の問題だが、そこにも向かい合う気配は皆無。終始、感情に踊らされて直情的に動いて、全てを引っ掻き回して、悲劇のヒロイン面を繰り返すだけ。正直、不快と感じるレベルだ。
世にも奇妙な物語などでもありがちなテーマと演出の作品だが、2時間かけて何も解決も成長もない作品も珍しい。

終始見せつけられるドタバタ劇も、もはやコメディとも言えないような学園劇レベル。三谷幸喜の出来損ないみたいな演出にも、正直呆れる。

似たような作品でインサイド・ヘッドがあるが、こちらのほうが遥かに感情の必要性や成長に大切な要素を描いている。
はっきり言って脳内ポイズンベリーはコメディにすらなっていない、出来の悪いインサイド・ヘッドとしかいいようがない…

詳細評価

物語
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音楽

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