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無駄に脇の出演者だけが豪華
- wxj***** さん
- 2020年1月26日 23時23分
- 閲覧数 522
- 役立ち度 3
- 総合評価
あまりにヒドイ、酷過ぎて、レビューを投稿せずにはいられなかった。
B級中のB級、なんじゃこりゃ、と色々ビックリな作品だった。
かつて裏社会でプリンスと呼ばれていた、腕利きの暗殺者ポール。
今では足を洗い、田舎で整備工をしながら、娘と穏やかに暮らしていた。
ある日、突然娘が姿を消してしまい、娘の友人を訪ねて回るうちに。
ポールの知らない娘の素顔や交友関係が判明し、娘を救い出すために・・・。
その友人と共に、故郷のニューオーリンズに戻ることになった。
そこでは、かつてポールに妻と娘を殺された犯罪組織のボス、オマーが、ポールの命を狙う計画を立てていた。
たとえオマーを狙ったつもりが、誤って・・・とはいえ。
目の前で愛する妻と幼い娘を爆死させられたら、そりゃ復讐したくもなるでしょーよ!
怒るのも当たり前だし、むしろオマーの方が正義なんじゃ?
自分だけ娘を守ろうって、どんだけ都合いいんだ、と呆れた。
むしろ、オマーがよく今まで黙って放任していたと思うわ。
引退したって行方を追って、殺されてもおかしくないのでは?
ポールは、凄腕の暗殺者だったスキルを生かし、刺客を次々と倒していく。
アクションはそれなりに迫力もあり、ド派手で良かった。
しっかし、娘一人のためにどれだけ大勢の人を殺せば気が済むの?って程の暴れっぷり。
娘の友人と、ちょっとイイ感じになっちゃうのも理解出来ないわ。
友人を匿ってもらうため、安全な場所に連れて行った先にいたのがジョン・キューザック。
これが、ただ出演しているだけで、出番も少ないし戦わないし、いいとこ無し。
無駄使いも甚だしいレベルだが、もっと酷いのがカーティス・50・ジャクソン。
あんなにあっけなく・・・ビックリするくらいのチョイ役だった。
肝心の娘も、やっと見つけてみれば、ただのヤク中のジャンキー。
誘拐も何も、これって明らかに自業自得で、悪いのは娘なのでは?
こんなバカ娘の浅はかな行動のせいで、いったいどれだけの人が犠牲になった?!
オマーの手下を演じた韓国のRain(ピ)が、すごくカッコ良くて、強くて、冷酷非情でクールな感じも素晴らしかった。
アクションもこなし、英語も違和感なく、お見事!でしたが。
クライマックスで対峙した時の肉弾戦は、迫力ありリアルで良かったのに。
結末のあっけなさと扱いが酷過ぎる。いやいや、そんなのアリ?!って。
激しい銃撃戦も、絶対にポールに当たらないというご都合主義満載。
敵だけがバタバタ倒れていくけど、爽快感も無く面白味が無い。
ラストで、娘を捕えたオマーと、ついに対峙するのだけど。
オマーも、娘だけでもさっさと殺せばいいのに、ってイライラしたくらい。
ブルース・ウィルスが、これまた無駄使いでもったいないったらありゃしない。
至近距離でもないのに、簡単に・・・と、これまた超あっけない結末。
娘の為に、パパ頑張ります!ってアクションは、数多くあれど。
これほど父を応援する気になれない作品も、珍しいよね、と思う。
オマーが妻と娘の復讐を遂げた方が、よほどスッキリした気がする。
だって、犯罪組織のボスと暗殺者って、どっちもどっちだし、パパには変わりない。
脇だけが豪華なわりに、主演のジェイソン・パトリック?って、カッコ良くないし華が無い。
しょーもない、薄っぺらな作品で、驚くほどつまらなかった。(笑)
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