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子連れじゃダメかしら?

fg9********

4.0

いや~、なかなか面白かったな

 …ちゃかしたようなタイトルから観るのを止めようかと思ったが、ドリュー・バリモアの名前が見えたので観てみる。  …あらすじは、解説のとおり。  いや~、なかなか面白かったな。  ジム(アダム・サンドラ―)はアウトドアショップの店長だが、最近奥さんを癌で亡くして、娘三人を男手一人で育てていた。  一方のローレン(ドリュー・バリモア)は、浮気した旦那と離縁して、息子二人を女手一人で育てていた。  そんな二人がブラインドデートで知り合うが、双方ともに関心が湧かずに不発に終わるものの、ある事情により友人から譲り受けたアフリカ旅行で二組の家族は再会する。  先ずは、二組の家族のキッズが個性的でユカイだったな。  ジムの長女は男勝りに育てられており、次女は亡くなったお母さんとの会話を育んでいる。  ローレンの長男は思春期真っ盛りの変態エロ兄ちゃんで、次男はキレて癇癪玉を破裂する乱暴者だ。  そんなソリの合わない二家族が、互いの強み・弱みをタイトルどおりの『BLENDED』ブレンドし合って、真の家族に生まれ変わっていくといったハートフル・コメディーだ。  『親の気持ち子知らず…子の気持ち親知らず』、また、『男の気持ち女知らず…女の気持ち男知らず』ってなもんで、男親のジムには女の子の気持ちが分からないので、それをローレンが補ってやる。  女親のローレンには男の子の気持ちが分からないので、それをジムが補ってやる。  で、相身互いで補い合っていたら、ジムとローレンの気持ちも程よくブレンドされて、芳醇なカフェオレのような家族が出来上がるというハッピー・ストーリーだった。  『自分の生活にとって99%は子供のため、1%は自分のため』と語っていたジムの言葉が心に響く良作だった。  コメディー作品で滅多に付けない、堂々の☆四つだ。  で、本作をちょっと調べてみたら、ゴールデンラズベリー賞の最低主演男優賞、最低主演女優賞、最低助演男優賞の三部門にノミネートされたことを知った。  どうやら、自分の審美眼は全くあてにならないことを思い知らされてしまったワイ。

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