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エレファント・ソング
2015年6月6日公開

エレファント・ソング

ELEPHANT SONG

1002015年6月6日公開

kps********

3.0

ネタバレ俳優ドラン

Mommy/マミーでドラン監督作品に満点が出た!!ということで、続けてドラン作品を観賞しようと『エレファント・ソング』をレンタル。 あれ? 監督ドランやないやないか? シャルル・ビナベ?誰やねん状態で、若干モチベーションが落ちましたが、主演がドランということのようです。 密室の会話劇で100分間が成り立っているので、当然主演俳優の演技力と存在感にかかってくると思われる作品ですが、俳優ドランは個人的にイマイチでした。 愛の欠如を中心とした作品で、自死に向かう繊細で複雑な感情をサスペンスタッチの心理劇として展開していますが、ドランは俳優としては繊細さに欠ける感じですかね。見た目もパワフル元気な青年そのものなので、死に向かってどうこうという緊迫感や悲愴感・孤独なんかは伝わってきませんでした。 君の知性に、恐れと美しさを感じたとの台詞がありますが、か細い美少年タイプがやるべき役かな?と感じました。 若い頃のブラッド・レンフロとかがハマり役な気がしましたし、あちらのほうが更に虚無的だと思う。 演技自体もやや素人っぽい感じを受けたのが残念でした。 お話自体は好みで、夢分析だか何かの本で伸びた耳や鼻は、対象に対する重荷や不安などの表れと読んだ記憶があるので、象の大きい両耳は両親、長い長いお鼻は、死に至るほどの愛の欠如、と読んだりしましたが、作中で象が無残にも殺されてしまうシーンが儚かったです。 ということで、象や象の歌が作品内で完璧に機能していると思えたので、俳優や演技が物足りないと思えた部分が至極残念でありました。 ドラン作品は二本しか見てませんが、監督としての才能と俳優としての才能は、また別物なんだろうな。と思いました。 意外と元気な役のほうが似合うかもしれないね。 そんな印象の俳優ドランでした。 ★3つ!!

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