2.0点
映画開始から途中までは、絵も綺麗だし主人公と熊徹の対決も良く、 「これは久々に良い映画」とワクワクしたのですが、 途中からあまりにも突拍子もない、無理やりな展開に唖然。 これらの映画がゴチャ混ぜになったような・・・ カンフーパンダ(アクションやバケモノたちのアクションシーン) 君の名は(渋谷界隈シーン) オープニングの音楽も、カンフーパンダと似ていて 昔の香港映画を意識したのかもしれませんが・・・ あと、ジャッキーチェンの酔拳パクってるよね?的なシーンも多々。 しかし、最も残念なのはストーリー。 他の方が指摘されているように、脚本が酷過ぎます。 だんだん熊徹流のカンフー(?)を身に着けていく序盤。 わくわくしながら見ていたら、カンフー対決はストーリーになくて ひっくり返りそうに。練習だけ!? 途中から、わけのわからない話になっていくし、 序盤から、簡単に越えられないはずのバケモノ界と人間界を 簡単に行き来しすぎ。 しかも、どうして行き来できるようになったのか説明ナシ。 突然、生き別れの父親あらわる(簡単すぎ・・・) 突然、主人公が図書館で勉強しはじめる(なんで?) 突然、善キャラから悪キャラになった敵キャラとなぜか対決する。 (どうして悪キャラになったのかわけわかりません) 突然、その敵キャラがくじらに変身。 (麻薬の幻覚ですか?な、めちゃくちゃな展開に・・・) いきなりまったく別のテイストのアニメが差し込まれた感じです。 すべてが唐突すぎるし、こっちは熊徹と主人公のやりとり、 あたたかい絆を期待しているのに、絆ズタズタ、ストーリーもズタズタ。 最後は熊徹があんなことになってしまって・・ 感動とか切ないとかではなく、ただただ悲しい!! 絵は本当に綺麗。アニメーションは綺麗で実写のよう。