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家族はつらいよ (2016)

監督
山田洋次
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3.46 / 評価:1564件

ほし みっつ

山田洋次監督が『寅次郎 紅の花』から21年経って久しぶりに作った喜劇作品。三部作の最初。
タイトルの『つらいよ』というと『男はつらいよ』のイメージが先行してしまう。今作の『家族はつらいよ』は老夫婦の離婚騒動をメインに子供たちの家族の物語も散りばめながら面白おかしく、そして家族とは夫婦とは何かを描いているのだ。
劇中に、家族の設定だったりテレビで流れる映像など、名作と言われる映画『東京物語』をリスペクトしているのは観ていてよ〜くわかる。

寅さんと比べてはいけないが、強烈な主役がいないためインパクトが弱い感じはどうしても仕方ない。ほのぼのと人間模様を見ながら頷いたり考えたりするのが楽しい作品でしたね。

おそらく時代背景は昭和であると見える。老夫婦の夫役の橋爪功が実に戦中時代を生きた昭和オヤジをよく表現していて、憎らしくも愛嬌のある人物像を熱演してました。

東京物語の親である老夫婦は厄介者扱い、とは違って今作の家族は皆とても心配して寄り添う(多少ぶっきらぼうな振る舞いもあるが)のだ。家族の絆があって安心して見ていられる。脚本の優しさが溢れている。

とにかく『言葉』が重要。あれ、それ、わかっているだろ、いちいち言うか、恥ずかしい。こういうのはわかるけど気持ちは半分くらいしか伝わらない。

「お前と一緒になってよかった」

夫婦とはこの気持ち、いや言葉が重要だと思い知らされます。勉強になります。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • ロマンチック
  • 切ない
  • コミカル
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