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ガールズ&パンツァー 劇場版
2015年11月21日公開

ガールズ&パンツァー 劇場版

GIRLS und PANZER der FILIM

1202015年11月21日公開

ryo********

5.0

紛れもない大傑作。

120分中90分ぐらいが戦闘シーン、 「ヒャッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!」 鑑賞後、「マッドマックス怒りのデス・ロード」に似た疲労で放心。これ、人生の10本指に入れていいですか。 90分は体感なので実際は知らないです。「恋と体感はあらゆることが正当化される」から、だいたいでいいのだ。 先日TVシリーズ12話+OVA作品1本観てガルパンデビュー。大いに気に入ってしまい、2周してから、新たに大洗女子学園に降り掛かる試練を描く完全新作としての劇場版、ようやく鑑賞しました。華道、茶道、香道と並んで乙女の嗜みとされる戦車道の本気を。 あるミリタリーマニアが言う。 「古今東西、戦争映画全部観てきたがこれに勝る戦車アクションは無いと断言する」と。 本当だった。 あるガルパンおじさんが言う。 「4DX好きじゃないけど20回観に行った」と。 めちゃ分かる。分かるぞ!同じく4DX好きじゃないけどこれは当時4DXで観ておくべきだった! のっけから凄い!ただのエキジビションマッチなのにえげつないぞ!繰り返された肴屋本店の悲劇!いや、喜劇! そうなんだ。ガルパンの面白さって、 ・ストーリーは至ってシンプルな王道展開 ・説明くさいセリフが皆無 ・こだわるとこはこだわりまくる ・誰も真似できない、真似しようとすらしない戦闘アクション ・勇壮な音楽 ・群に埋没しない全キャラクター ほかにもいっぱい書きたいけど、笑える悲劇としてのガルパン、泣ける喜劇としてのガルパンっていうバランスの良さもありますよねえ。 不謹慎なことを言うつもりはないですが、劇中で試合の舞台となる場所のいくつかは悲しさを感じずにいられない廃墟や無人の学校や街、主も客もいない遊園地。そこで爆笑を呼ぶやり取りやアクションが繰り広げられる。 また、JKが戦車乗ってるって時点でそもそも喜劇でしかないのだけど、特に劇場版においてJKたちは大人たちの勝手な都合で振り回されてしまう、だけど生徒会長が大人たちと立ち回る姿に泣かされてしまうし、学校を失って打ちひしがれていた風紀委員長に起きた変化にも泣いてしまう。 TVシリーズに続いて、全キャラクターが生きていて、ストーリーらしいストーリーがないのに、キャラクターの一挙手一投足それ自体がストーリーになっている。言い方を変えれば、キャラクターがストーリーを背負いながら戦っているとも言える。いや、道を生きている。 てかここまで書いたことは戯れ言だ! 「戦車なんてバーっと動かしてダーッと操作してドーンと撃てばいいんだから」、後半の大学選抜チーム戦では、驚愕のカメラワークに酔いしれて、観覧車の大活躍は瞬き禁止で、ちぎれてぶっ飛ぶ空中ブランコとロケット弾まじロケット弾を避けながら、セリフを排除したクライマックスまで駆けぬけたら勝ち!

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