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おかあさんの木
2015年6月6日公開

おかあさんの木

1152015年6月6日公開

yos********

3.0

ネタバレなんちゅー話し

まずは、作品始まってしばらくは 役者の演技の臭さにシラける。 しかし、しばらくしてそれにも慣れてくる。 まぁこの手の作品にはありがちな雰囲気だ。 さて何とも切ない、救いのない話なんだろう。 児童文学なんだから、もっと希望があってもいいだろうに。 せめて、生きて帰った五郎とは再会してほしかった。 唯一の救いは サユリと結婚できたことだろう。 とはいえ、実際の戦争は救いのないものだった。 本作は実話でないにしろ 少なからず同様の家族はいるはずであり 一握りの希望を持って生きていたに違いない。 反戦は非国民。 それが当時の国民の意識であり そう思っても口にだして言うことはできない。 国民の多くは「日本は強い」と心から思っていただろうし そのように洗脳されていたから。 今でこそ“馬鹿げている”と口に出しても 罪に問われることはないが あの時代の人々の寡黙な姿は胸を引き裂く思いである。 戦争を知る人たちが、年々減っている。 我々はこの悲惨な出来事を後世にどのように伝え いかに戦争が“救いのない行い”であるかを理解し そしてこの平和が続くよう努力しなければならない。

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