あらすじ・解説
開発途上にある国々で頻発する紛争や虐殺の背後に存在する、ジョン・ポールという謎に包まれた男。アメリカ軍の特殊部隊大尉クラヴィス・シェパードは特殊暗殺部隊を率いて、彼の行方を追跡していく。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(142件)
- こんこん
4.0点
ネタバレ誰が正しい?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ivo********
4.0点
ネタバレ詭弁ミリタリーSF
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tak********
2.0点
一番気になったのは台詞回しで、キャラクターが終始原作小説に近い文語体で話すため最後まで違和感があった。 戦闘状況下でもくどくどと回りくどい台詞を喋るのも緊張感を削がれる。 原作小説のセリフがいくら優れていようが、 映像化する上でアレンジは必要というのがよく分かる教科書にはなるだろう。
- ネコ
1.0点
原作ありきで見た。主人公は涼しげな目元のシュッとしたイケメンでイケボでいちいちキザに喋る。DT臭いと言われていた原作とは全く違う。ウジウジもしてない(そこが良かったのに)。陽気なアメリカ人のウィリアムズはただのガサツな嫌味野郎になってるし。ふたりとも軍人のくせに官僚に名前を呼ばれても「ハァ…」みたいな感じで気をつけして敬礼もしないし。しかも上司が雁首揃えてる会議でなんでタメ口なんだ。せっかく映像化してるのに説明口調のセリフが多いのも作品の魅力を削いでる。ちゃんと映像で語って欲しい。あと全体的に声優の演技がまずい。みんな似たようなイケメンボイスでうすっぺらく喋る。モブのラグビーの試合の解説員が一番マシだった。低予算なのか外国語もネイティブでなく日本人が当ててる感じだし「英語が日本語になる」という設定(と察する)なのに劇中で英語が話されてる背景のパートも謎。音楽も決して良いとはいえない。でも見所はあります。ポッドがヘリから射出されるあのシーンです。動いてるところ見れるのはいいね!ヘリが撃墜されたあとの戦闘シーンも網膜スキャンも相まってかっこいいです。でも原作ファンは観ても観なくてもいいんじゃないかな。それにしても押井守監督で作って欲しかった。
- rin********
1.0点
一体どうしたのか?近未来のデバイスを描くことで力尽きたか? あるいはストーリーを追うことに疲れ果てたか? 作り手は原作にかなりの想い入れがあったとのことなのだが・・・ 原作で極めて重要な象徴的な意味を持つプラハ、サラエボ、ムンバイといった土地の描写が良い例だ。ストーリーの展開上プラハの描写は多いが、観光案内の域を出ていない。原作が散々カフカに言及していることを少しは尊重してくれ。最重要人物ジョン・ポールの心象形成に最重要なサラエボに至っては描写とも言えない。 原作は極めて映像的描写が多いので、読者は映像を想像しながら世界を追体験する。それを上回らずに映像作品化する意味は? また、ラストを変えているが、これは主人公の心象風景を大幅に変更、というよりは全く別物に作り替えたことになる。作り手の原作解釈というには収まらないまでに。 主人公シェパード大尉の心象に大きな影響を与えるアレックス隊員の扱いもおかし過ぎる。原作でアレックスが発する「地獄は自らの頭の中にある」というセリフは原作のキーワードの一つだろうに。 作り手は大変な困難・苦労を経て作品を完成させたとのこと。それを承知で書くが、虐殺器官のタイトルを使わず、原作を参照しつつも、オリジナル作品を作るべきだったのだ。 あなたが原作を読まずにこのアニメに出会い、まだ原作は未読なら、是非とも原作に当たって欲しいと切に希望する。
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