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虐殺器官 (2017)

GENOCIDAL ORGAN

監督
村瀬修功
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3.60 / 評価:821件

実に残念

  • zut***** さん
  • 2017年2月15日 0時40分
  • 閲覧数 1729
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

TVCMを観て「これは凄そう!」と直感し、半休をわざわざ取って劇場へ。かなり大きな期待を持って観てきました。が、私としては期待外れでした。何がって、根本的なところでの違和感がどうしようもなくて…。ズバリ言います。この作品にルツィアって要りますかね?

ジョン・ポールを虐殺扇動に走らせる動機は、妻子が無差別テロに遭ったことへの復讐心だけで良かったのでは?ルツィアのせいで、この動機が大きく薄れてしまっています。妻子の留守中に若い教え子とよろしくやっていた分際で、「私達の世界には指一本触れさせない」などと偉そうに言われてもね…。

そして、クラヴィスがルツィアに惹かれていく、というのも実に不自然。子供相手でも躊躇なく殺せるほど、一種の「洗脳技術」が発達した世界なんでしょ?それなら、ハニートラップ対策は真っ先に取られるかと。ルツィアが敵の回し者だったらどうするんでしょう?他にも、ルツィアを殺されたことに逆上して仲間を殺そうとしたり、ルツィアにはあっさり本名を明かしたり。有り得ないでしょ。

本作と同じノイタミナからの近未来SFでも、「サイコパス」にはこういう無駄な色恋話がなかったのが良かったなあ、と改めて実感。

メカのカッコよさ、リアルティに溢れる世界観、アクションシーンの迫力など、細部は非常に良かった。EGOISTの主題歌も最高でした。ただ、枝葉がいくら良くても、根幹がこれではね…。実に残念です。

詳細評価

物語
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音楽

イメージワード

  • 勇敢
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