あらすじ・解説
田宮(染谷俊之)は定職に就くこともなく、アルバイトをしながらその日暮らしをしていた。ある日、パチンコ店を出た彼は、中学時代野球部で共に汗を流した旧友の青島(赤澤燈)と偶然再会する。すると青島は、いきなり昔の野球部の先輩、長谷川が住んでいる富山にカニを食べに行こうと言い始め……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
予告編・動画
作品レビュー(1件)
- 00
3.0点
定職にもつけず、ぶらぶらしている青年2人組のロード&バディムービー。 フリーターの青島が、ふとしたことから、中学の野球部の友達だった田宮を誘い、富山にいる先輩の長谷川の所へカニを食べにでかける、といった内容。 山下敦弘監督の名作「リアリズムの宿」に影響を受けたかどうかはわかりませんが、設定がけっこう似ています。 で、本作の方は、ちょっと展開が無理無理で、今ひとつのめり込めませんでした。 (1)肝心の青島と田宮の出会い方。しばらく疎遠だった二人が、携帯をかけながらほどなくその場で出会う。 (2)マドンナ役の町知子の登場シーン。廃校の体育館で目覚めたら、隣に町知子が眠っていた。「ゆうべ飲み屋で~」とのセリフがありますが説明はそれっきり。 (3)田舎の道端にいる謎の霊媒師婆さんの登場。さすがにこれはキツかった。 などなど。 モラトリアム感満載の男二人の刹那的な生き方や、かたや、サラリーマンとなった大滝との会話など、うんうんと納得できる部分も多々ありましたが、ロードムービー的な展開ならば、「もうひとひねり」あってもよかったかと思います。 主演をつとめた3人の方たちは、それぞれに爽やかな演技でとっても好感がもてました。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。