再利用という原題に納得の養子詐欺ビジネス
- sol***** さん
- 2020年11月10日 12時46分
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あらすじ的に養子縁組の詐欺に引っかかった夫婦の物語と、あまり興味がそそられなかったが、序盤はともかく後半は結構ハラハラさせられてしまった。
本作の成功点は米国人夫婦の間抜けなお人よしぶりをまず描き、次いで犯人側のあくどさ憎たらしさを視聴者に感情喚起させるよう演出。そこから怒涛の犯罪巻き込まれ、脱出、救出劇へと展開させたこと。
要はシンプルで分かりやすく、エンタメ的感情刺激も程よかったということ。
そしてあれ程のカーチェイス銃撃事件となるかはともかく、実際にあんな養子詐欺がありそうといリアル感が肌感覚で伝わってきたのも大きい。
若いのに事故で子供を設けることが出来なくなったが、その事故の賠償金で経済的余裕が生まれ、外国からの養子を〝安くないお金を払って”もらい受ける米国夫婦というのもリアルイメージが可能。
犯人側の構成もなかなか込み入っているが、それは申しますまい。
カーチェイスで主犯男を木に激突させそれで終わりかと思ったら、ダメ押しの崖落下シーン!(←正直それ要らんだろと思う笑)、その危機も乗り越えやれやれ終わりかと思ったらさらなるダメ押しと2段3段の畳みかけは奏功していたと言わざるを得ませんね。
総評3.5の三ツ星
視聴後に調べたらプエルトリコ舞台なのに米国中国マレーシア合作というのに驚かされる。なぜに中国マレーシア??? いずれも人身売買や養子詐欺など社会問題化しているということなのかもしれないね。
1.5倍速でかなりのスピード感だったので、普通速でももたつくことはないかもしれない。
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