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ピッチ・パーフェクト (2012)

PITCH PERFECT

監督
ジェイソン・ムーア
  • みたいムービー 200
  • みたログ 1,440

3.64 / 評価:1,233件

頑張れヘアーズ型映画の最高峰

  • 天津飯 さん
  • 2015年5月30日 12時17分
  • 閲覧数 2339
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

公開される日を待ってました、2012年にアメリカで大ヒットしたPicth perfectのレビューです!

アカペラは男女のグループともに美しい声、聴いてるだけでとても心地良い気分になります。全編下ネタでコメディードラマとしても最底辺のギャグばかりですが、目を覆いながらも大爆笑してしまうでしょう。

歌う曲は80年代の懐メロから最近ヒットした定番ポップスまで、幅広く歌ってくれます。アカペラのみでなく、激しい踊りも見せてくれるのが本作の特徴!

さて、素晴らしい歌と下ネタギャグが目立つ本作ですが、さすがアメリカの大ヒット映画。単なるコメディーではありません。実はこの映画は、頑張れベアーズ型と言われる、負け犬たちのonce again!映画なのです(宇多丸さんから引用)。

つまり、非常に能力があり個性的なメンバーが寄せ集められたチームの中で、その個性ゆえに衝突するが、あることをきっかけに徐々に結束する様子を描く映画なのです。

女の子チームのThe Bareen Bellasは大変歌が上手いし踊りも上手ですが、メンバーの一人一人を見ていると何か変だと感じませんか?

自分でデブというデブのエイミー、レズビアンの黒人、小さすぎて声が聞こえない韓国人、セックスビッチ、実はもう一人レズビアン、サークル活動だから一緒にいるものの、普通の大学生活を送っているならまずグループにならない女の子達なのです。本作は、そんなありえないメンバーでアカペラに挑戦してるのです。

ピッチパーフェクトに出演している俳優さんはもちろんオーディションで選ばれています。このオーディションに集められた俳優さんたちも、本当は歌の仕事がしたいのに、今まで縁がなかった人達ばかりなのです。

本来グループにはなり得ない、いわゆるスクールカーストを表すシーンが本作には多くあります。象徴的なシーンは、主人公ベッカのルームメイトである韓国人キミーの振る舞い。キミーはベッカに対してすごく冷たく、ベッカというか白人全体を軽蔑視しているとんでもない女なのです。奴は韓国人だけとつるみ、キミーとは仲良くなるつもりもありません。サークルでも韓国人学生会に入り、外界とは完全を完全にシャットアウト。

韓国人というグループで仲良くくらすキミーと、人種も性格もバラバラなアカペラサークルで苦悩するベッカが対照的に描かれます。

バラバラになった女の子達が再結集する重要なキーとして、本作では1985年のアメリカ映画「Break first club」が多用されています。この映画は、高校を舞台として、アメリカで初めてスクールカーストの実態を暴いた問題作となっています。この映画では、カーストが全然違う学生が集められて共同作業するのですが、不思議といつのまにか仲良くなります。しかし夜が明けて別れる瞬間、「明日の学校で僕と会ったら、名前を呼んでくれるかい?」と呼びかけるシーンがあります。

ベッカはこの映画を見て感銘し、アカペラサークルに舞い戻ってくるのです。そして最後の決勝で歌うベラーズの曲リストに、Break first Clubで流れたDon't you (Forget about me) が入っているのです!

最後の最後で仲良くなれた、お互いを認め合えた彼女達は無敵!

女子学生中心に広まった映画ですが、大人の男でも最高に楽しめます!

是非とも劇場で!

詳細評価

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