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ピッチ・パーフェクト (2012)

PITCH PERFECT

監督
ジェイソン・ムーア
  • みたいムービー 200
  • みたログ 1,371

3.64 / 評価:1,183件

解説

『マイレージ、マイライフ』などのアナ・ケンドリックが主人公を演じた、アカペラがテーマのガールズムービー。あるきっかけでガールズアカペラ部に入ってしまった女子大生が、次第にその楽しさに目覚め、部の仲間たちと固い絆と友情を育んでいく。製作を務めるのは、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどの実力派女優エリザベス・バンクス。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』のレベル・ウィルソンらが出演。クセのあるキャラクターが入り乱れるにぎやかな物語はもちろん、熱気あふれる歌唱シーンも見もの。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

DJになろうと奮闘中のベッカ(アナ・ケンドリック)だったが、親に大学へ進むことを強く勧められる。渋々大学に入学した彼女は、全く興味のないガールズアカペラ部に入部し大会に出場する羽目になってしまう。しかし、メンバーは個性の強過ぎる者ばかりで、部としてしっかりと活動できる状態ではない。それでもぶつかり合いながら練習を重ねていくうちに、彼女たちの間に絆と友情が芽生え、歌声もリズムもハーモニーもピッタリと合うようになるが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

「ピッチ・パーフェクト」大興奮のアカペラシーン&下ネタ炸裂で笑えるガールズ・ムービー

 現在、全米ではこの映画の続編が記録的なスマッシュヒットを飛ばし中。本作は本国で3年も前に公開されて大受けしたアカペラ・ミュージカル・コメディ。YouTubeや口コミサイトで評判を知るにつけ、日本で公開もソフト発売もされないのが不思議でたまらなかった作品だ。やっとか! 待ってました!の登場である。「イントゥ・ザ・ウッズ」「ラスト5イヤーズ」に続く“歌うアナケン(アナ・ケンドリック)祭り”のトリとしても最高のタイミングで。

 PCで音楽をミックスするのが好きなDJ志望のベッカ(アナケン)が、嫌々入った大学で渋々参加することになるのがダサさ全開の女子アカペラ部。イケてる男子アカペラ部との対立、超保守的なリーダーとの確執、友情、恋、親子の和解という青春映画のマテリアルを網羅し、まるで大学版「Glee」だ。違うのは、笑いのスパイスが利いたガールズ・ムービーだというところと、興奮を呼ぶアカペラシーンのカッコよさである。アカペラって地味なイメージだったが、伴奏もすべて楽器ナシ、口から出す声と音のみのアレンジとダンスでこれほどショーアップできるとは。選曲のセンスも素敵なのだ。

 一応、80年代の名作「ブレックファスト・クラブ」をモチーフに使うなど工夫の跡は見られるものの、ストーリーは粗いしありがち。しかし、プロデューサーであり大会解説者(ツッコミ)役で出演もするエリザベス・バンクスの趣味だろう、女子映画だというのにゲロネタに下ネタ炸裂! チームを変人の寄せ集めにした設定が生きて、オーストラリア版・渡辺直美(レベル・ウィルソン)や菊地凛子似のブキミちゃんらの放つギャグがゆるくも笑えるのだ。タイトルを「ビッチ・パーフェクト」と間違えても大丈夫というくらいバラッバラな個性と意地っ張りなヒロインたちが、歌声を合わせることで心を1つにする。音楽の力を描き出して共感を呼ぶあたりは外していないし、ノリノリのパフォーマンスが胸を熱くさせずにはおかない!

 惜しいのは、アナケンがかなり終わりのほうまでローテンションの冷めキャラだということ。コメディもイケるのに。やっと同じテンションになったところで終わってしまったので、続編がますます楽しみだ。(若林ゆり)

映画.com(外部リンク)

2015年5月28日 更新

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