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Wake Up, Girls! 続・劇場版 前篇[青春の影] (2015)

監督
山本寛
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3.72 / 評価:108件

作り手が早坂に自己投影し過ぎ

WUGのメンバー・レコード会社・そして世間と誰もが作曲家・早坂を全知全能の神であるかのように持ち上げてて
「あれ、これの主役ってWUGじゃなく早坂じゃね?」
と錯覚してしまうレベルでなんか凄く気持ち悪くなりました。
リアルの秋元康ですらここまで持ち上げられてないよなあ・・・

○冒頭で早坂楽曲である「7 Girls War」を褒めちぎるビーベックスのプロデューサー(?)
○「2ndシングルがコケたのは早坂曲じゃないからだ」と世間もスタッフもWUG本人も思ってる
○行き詰ったWUGの前に颯爽とヒーロー早坂登場!新曲をプレゼントしてさあここからWUG反撃開始だ!

・・・うん、やっぱり主役早坂じゃん。
「WUGらしさってなんだろう」と葛藤するシーンがあったりしましたが、別にこれWUGじゃなくても早坂が曲作れば誰でも売れるんだろ?としか現状では思えません。
後編では「この早坂曲(少女交響曲)を捨てた上で」成功しない限りもう完全なる早坂ショーになるんですが、後編大丈夫?


個人的に気になったのは劇中の2ndシングルである「素顔でKISS ME」の扱い。
早坂に曲製作を断られて別の人に作ってもらったこの曲がとにかく不評。
松田も「今までと随分イメージが違う」とこぼし社長も明らかにご立腹。
それでいてCDは売れずに2ちゃんねる風の掲示板では「早坂の曲じゃなきゃ売れない一発屋」とののしられ、WUGファンですら「新曲はWUGの良さが生かされてない」という感想。
挙句の果てにはWUGメンバー自身にまで「この変な曲のせい」と言われる始末。

・・・この曲リアルで存在してるんですけど(シングル「少女交響曲」のカップリング)、ここまで劇中でくそみそに叩かれる設定ならリアルで作ったらダメじゃね?
実際にこの曲を聴いて「ん?別に悪くないじゃん」「むしろ少女交響曲よりもいいじゃんこれ」と思われたら設定に反する訳で。
劇中でも「素顔でKISS ME」のライブシーンがある訳でも無い(フェスで歌ってるけど歌はすっ飛ばしてる)のでイントロかラスト部分だけ作って後は想像にお任せな方が良かったのでは。


なんかI-1クラブで一悶着があったり社長の過去で何かしら伏線が張られたりしてましたが、果たしてこの辺を後編でちゃんと生かせるのか・・・
あ、あと早坂に貰った直後の曲をいきなり完璧に歌える&踊れるというギャグがありましたが、ここで歌っておかないと前編で歌シーンが皆無という事態になるのでこれは一応許容範囲。
・・・ですけど、そのライブシーンの半分くらいが真っ暗な画面にスタッフの名前を出してカットってのはさすがに手抜きだろこれ。
2番以降は完全にスタッフロールだけになるのだからせめて1番だけはちゃんと作りましょうよ、そこにスタッフ名を被せる形になったとしてもどうせブルーレイを同時発売しているのだからそっちでノンクレジット版を特典映像として入れればいいのだから。


過去の経験から「前編で不安だらけだった作品は大抵後編での巻き返しは無い」のですが、一応まだ途中の作品だという事で評価は☆2つで。
・・・まあ前作劇場版もそんな感想から☆2つにしといて直後のTVアニメ版でぶっ飛ばしたくなりましたけどね。

おまけ、劇中で「CDが売れないから手売りしよう!」とかやってましたが、手売りよりかちゃんとHPで告知した上で握手会やサイン会でもやればいいんじゃないっすかね。
あんな事してたらあっちの世界の2ちゃん風掲示板に画像うpされた上で
「駅前で手売りwww警察の許可取ってんのかwww」
「ティッシュは受け取るけどWUGのCDならイラネ」
とか書かれて余計追い込まれるだけ、仮にもメジャーデビューしてるアーティスト様なのに。
あの提案したのって松田だったっけ、だとするとマジ松田無能。

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