あらすじ・解説
超高層ビルの工事を手掛け、翌日に重要な作業に控えている大手建設会社のエリート社員アイヴァン(トム・ハーディ)。妻と息子たちの待つ家に帰ろうと愛車のBMWに乗り込むと、1本の電話がかかってくる。それを機に、彼は自宅ではなくロンドン方面の高速道路に車を走らせていく。電話で部下に翌日の作業を一方的に押し付け、妻に自宅に戻れなくなった原因を告げるアイヴァン。一刻でも早くロンドンに向かおうとする中、困惑する部下、解雇を宣告する上司、憤怒する妻からの電話を受け取る。
シネマトゥデイ(外部リンク)
予告編・動画
作品レビュー(144件)
- tta********
4.0点
この映画に何か深い意味を見出すのも、 中途半端な駄作と切るのも簡単にできるけれど、 映画が終わった後のこの複雑なモヤモヤとした気持ち こういう風に心を動かしてくれたというだけで僕にとって見る価値はあったと思えました。 それが結局のところ僕が映画に求める全てなんでしょう。 あと、イギリス映画あるあるなんですが言葉の力、言い回しの力をひしひしと感じました。吹き替えや字幕ガン見は勿体ない。 最初から最後までずっと心を動かされた脚本とトムハーディの独演、この方式で物語を伝えようと決めた勇気に尊敬と敬意の念を込めて書かせていただきました。 映画に何を求めるかによるんでしょね。 楽しみたいだけならオススメはしません。
- まろん
4.0点
物語は車の中でトム・ハーディが独演する話、この時点で凄い勇気だと思ったし、それをやりこなしてる俳優力に感動した。 好き嫌いは相当分かれると思う(退屈に思えるかも)だけど、密室、独演という点においては、映画としてとても完成されている。 映像も脚本も相当考えられているとおもいました。ストーリーそのものは全然共感できないし好きな内容でもないけど、矛盾と葛藤というテーマについてはとても考えるところがあり、最初から飽きることなく鑑賞できました。 個人的には好きな映画です。
- kko********
2.0点
こういう映画も有って良いんじゃないかな、と思いますがとてつもない無駄な一発芸的作品です。 ラストで目的地に着く描写が有るものと思い見ましたが、目的地に着く事は有りません! 舞台がイギリスで右ハンドル車なので日本人にとっての洋画感も無し、職人さんの良い奴感だけちょっと有り。
- zkd********
4.0点
とても良かった。 今の人生を維持する為に、どう上手く立ち回るかじゃない。産まれてくる命に対し、どう責任を持つか。 そういうことだと思った。
- なつ
3.0点
ずっと車内の映像だとは斬新な映画!! そして、いやそれしなくても言わなくてもいいじゃん?と突っ込みたい場面ばかりww いるよね自ら事を大きくしちゃう人。でも憎めないんだよね。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
LA批評家協会賞第40回