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グローリー/明日への行進 (2014)

SELMA

監督
エヴァ・デュヴァネイ
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3.78 / 評価:413件

数少ないアメリカの “栄光” のひとつ

  • 百兵映 さん
  • 2016年7月15日 13時49分
  • 閲覧数 1087
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 傲慢なアメリカの歴史の中で、「栄光」といえる数少ない事例かなと思う。

 元はといえば白人の侵入による建国。黒人(この映画ではまだ“ニグロ”と呼ばれている)は、元は奴隷だった。キング牧師はどのような経緯で、どのような宗派のキリスト教徒になったかを知らないが、大多数のアメリカ人との違いは黒人であるということだけ。白人-黒人の反目がありながら、共通してキリスト教文化の中にあるのがアメリカらしい。このことが救いだったか汚点になるのか。

 ノーベル賞受賞者であることが面白い。彼の指導力はこの賞によってさらに強力になる。大統領とも対等に話ができる。ノーベル賞には国際世論が付いている。

 南アの公民権運動と併せて観ると面白い。国際世論との戦いになる。どちらも国際監視の中での公開ディベートであり、公開行動(行進)なのだ。

 ベトナム撤退もそうだった。侵攻はアメリカの不名誉だったが、撤退は結果としてアメリカの栄光となった。国内事情もあったが、国際世論によるものだった。行進は新聞・テレビを意識した行動だった。国際世論を意識した、極めてストラテジックな行動だった。現代的だった、アメリカ的だった。

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