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グローリー/明日への行進 (2014)

SELMA

監督
エヴァ・デュヴァネイ
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3.78 / 評価:413件

黒人と白人の共存が聖域である

  • yab***** さん
  • 2016年11月6日 19時48分
  • 閲覧数 992
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 ジョンソン大統領の時代。ベトナム戦争で、北爆停止を決断した男。黒人に選挙権を与えたのも彼だったんだ。
 1968年と言えば、僕は小学校4年生で、教会の日曜学校に通っていた。その時に牧師さんから、キング牧師の暗殺事件のことを教えてもらった。幼な心に、アメリカは黒人を虐待する怖い国だと思った。教会学校の大学生の人たちから、広場で反戦歌を教わった。ベトナム戦争と黒人差別がセットで、僕ら小学生の真っ新な心に侵食してきた。

 僕らは讃美歌もかなり教えてもらった。♪主我を愛す 主は強ければ 悪より来とも 恐れはあらじ 我が主イエス 我が主イエス 我が主イエス 我を愛す♪ 神の力なるものを、浅いながらも実感した。

 キング牧師は長生きして、普通の生活を送りたかった。が、牧師としての神のお告げが、彼を公民権運動にかりたてた。そして聖者のごとく、街を行進した。それは、神の力の何ものでもない

 僕は日曜学校に通った経験からか、聖域ということに今でも敏感だ。世の中の理不尽で不条理な世界から隔離された聖域という存在のの大切さを、幼い時から認識していた。僕にとって、日曜学校は、小学校の理不尽な出来事から隔離された聖域だったのだ。

 排他的な黒人社会を聖域であるとみなすことなく、黒人と白人の共存が聖域であると訴え続けた、キング牧師は、やはり僕らの考える聖域より、遥かに高い極みに到達していたんだなと、この作品で痛感した。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

イメージワード

  • 勇敢
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