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僕らの青春白書
2016年5月21日公開無料配信

僕らの青春白書

HOT YOUNG BLOODS

1212016年5月21日公開

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4.0

ネタバレ切なくほろ苦く、最後は爽やかな青春物語

タイトル通りの、高校生たちの爽やかな初恋を描いた青春物語。 甘酸っぱいだけじゃなく、切なくて青春のほろ苦さもしっかりありリアル。 80年代の田舎が舞台で、素朴で原始的、昔懐かしい雰囲気もほのぼのさせる。 古き良き時代の、普遍的な物語で共感度も高い。 女子高生のヨンスクは、不良グループのボスで喧嘩と負けん気が強い。 パク・ボヨンが小柄で見た目も可愛いから、ボスという感じが似合わない。 でも、喧嘩など体を張って頑張ってたと思う。 彼女は、幼い時からイケメンでプレイボーイのジュンギルが大好き。 一見怖いが、内面は一途で健気なところがあるギャップがいい。 イ・ジョンソクが、背も高くて爽やかでめちゃくちゃカッコイイ! モテるのも納得で、彼のモテ技もユニークで可笑しかった。 別の高校に通う、不良グループのボス、クァンシクはヨンスクが好き。 だから、何かとジュンギルを目の敵にしている。ムカつく存在だ。 ある日、都会のソウルから美少女のソヒが転校してくる。 ジュンギルはソヒに惹かれ、いつものペースで猛アタックを開始。 それが気に入らないヨンスクと、敵対関係となる。 複雑な四角関係で、恋に友情に、思春期の繊細な感情が交錯する。 面白いのは、韓国映画特有の親世代の事情も絡んでくるところ。 双方の親も巻き込んだ展開になるのが、なんとも韓国らしいというか。 男同士も何度もぶつかって喧嘩になるんだけど、基本ジュンギルはヘタレ。 喧嘩に弱く、いつもボコボコにやられてしまうのが面白可笑しい。 イケメンが台無しになるが、弱腰のジュンギルが可愛くて魅力的。 守ってあげたくなる、母性をくすぐられるのも魅力のひとつ。 逆に、どんな時でも強気のヨンスクが、たくましくて頼もしい。 素直になれずにぶつかってばかりの恋の行方は、どうなってしまうのか。 ヨンスクは、揉め事を起こしてしまい、ある選択をするのだが・・・。 ラスト、女性にとっては夢のような、希望のある素敵なエンディング。 既視感はあるが、理想的でカッコ良くて、眩しいくらいにうらやましい。 それに、すごく回り道しちゃったけど、最終的にはそこに行きつくのね、と。 一旦離れた事で、互いの存在の必要性が明らかになった、というのもある。 途中のバトルは壮絶だけど、最後にはホッコリと微笑ましくなる作品。 青春モノでも、お国柄を感じさせ、随所でらしいなぁ、と思いました。

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