2015年11月14日公開

恋人たち

PG121402015年11月14日公開
恋人たち
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

橋梁点検の仕事をしているアツシ(篠原篤)には、愛する妻を通り魔殺人事件で亡くしたつらい過去があった。自分に関心がない夫と考え方が違う姑と生活している瞳子(成嶋瞳子)は、パートの取引先の男と親しくなったことから平凡な日常が変わっていく。エリート弁護士の四ノ宮(池田良)は友人にひそかな思いを寄せていたが、ある日、誤解が生じてしまい……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(180件)

切ない24.7%泣ける15.4%悲しい15.1%絶望的13.8%笑える9.0%

  • カエル

    5.0

    俳優陣に拍手

    社会の片隅で精一杯生きてる人達の話 リアルというか何というか、理不尽な事に必死に抗おうとしても自分の能力では限界で都合の良い事は起きない、ただただ飲み込んでそれでも必死に生きる、それを淡々と描いてる BGMもラスト以外無く一歩間違えば鬱々とした退屈な映画になるんだろうけど各俳優陣の演技がリアルで「あぁ〜こんな人いるいる」とか「あ〜分かる」とか「もし自分だったらこうするな」と没入感に浸れて脚本に確かな説得力を持たせている 逆を言えばエンタメ要素は無い 妻を殺された男が遺族会を作りマスコミを巻き込み世論を変えてく事も、主婦が家を出てパートで貯めた金で部屋を借り心機一転する事も、ゲイが開き直って想い人に何もかもぶち撒ける事も、何にも無い、スカッとする事が無い、でもそれがほとんどの人のリアルなのかも こんな風に役有りきで俳優さんをキャスティングする邦画が増えると良いな〜

  • tat********

    4.0

    濃い人たち

    前作『ぐるりのこと』から7年のブランクを経て作られた本作、橋口監督主宰の演技ワークショップから素人俳優を選抜し撮りあげた映画だという。元々即興演出用に企画した恋愛劇だったのが、いままでの経験値からシナリオ自体は自身の手でちゃんと別に用意したらしい。 たがこの映画のタイトル『恋人たち』は少しおかしい。劇中“恋人”と呼べるのは、道ばたで男のタチションをひっかけられながら女が傍らでそれを見守っているバカップルぐらい。橋口によれば“相方のいない恋人たち”を、この映画で描きたかったという。通り魔に妻子を殺されたコンクリート鑑定士、詐欺師と駆け落ち寸前までいく弁当屋のパートタイマー、そして相方にふられるゲイの弁護士。 この映画の白眉は、どん底に落ちたそれら登場人物がささやかな希望を見出だす後半のクライマックスではなく、行政担当や詐欺師の男、友達に騙され裏切られ人間不信に陥っていく映画前半部分にこそあるのだ。それもそのはず、元々鬱持ちでゲイの橋口監督が7年の空白期間に経験した、実際の詐欺事件がベースに作られているからだ。当然妻子殺人事件は空想の産物だが、その他のエピソードはほぼ実話をもとにシナリオが書かれたという。 健康保険金滞納を役所担当に咎められ、怒りの独り言を女子高生に聞かれ「コワーっ」とリアクションされる場面。パートタイマーの女が食肉業者に連れてこられた養鶏場で座りションの真っ只中、思わず尿でタバコの火を消す場面。そして、ゲイの弁護士がすでに切られたスマホに向かって元同級生の男に愛の告白をする場面。 TV放送などではもはやほとんど見かけなくなったこういった人間臭いシーンを撮らせると実にお上手な監督さんなのである。“生(なま)”という言葉の意味をよくわかっている人なのである。後半にかけては、どこかのヒューマンドラマで見たようなありふれた展開に陥ってしまうものの、即興演出かと見紛うような映画前半のみずみずしいシークエンスからは、場末のポルノ劇場のようなすえた生臭さが確かに立ちのぼっているのである。 そこで描かれているのはまさに血の通った人間たちであり、今どきの若手俳優が演じているまるでAIロボットのような薄味のキャラクターとは一味も二味も違っているのだ。人間臭いが故に隙があり、他人にそこをつけこまれ騙され傷つく、なんて馬鹿で愚かで脆い、それでいて手をさしのべずにはいられない愛おしい“濃い人たち”なのでしょうか。

  • OTO48

    3.0

    オリジナリティはあるけど

    狙ってると思われるリアリティが薄い印象なんですよね。どうにも作り物っぽくて、入り込めませんでした。

  • kaz********

    4.0

    悲しみを乗りこえて生きていこう

    三組の男女の恋物語が描かれている。中でも悲痛なのは、恋人を通り魔に殺された男の話し。幸福の絶頂から奈落の底に突き落とされた無念はどこにもぶつけようがない。橋梁点検の技術を持ちながら、年収100万円と国保料も払えないワーキングプア。犯人を殺すこともできない。自殺もできない。どうしようもない存在なのだ。 時々セックスの時しか相手をしない夫と考えの違う姑と平凡な生活をしている主婦は、弁当屋のパートをしながら取引先の男と親しくなり、ついには家出までする。エリート弁護士を自負する四ノ宮は男とつきあうゲイだが、何かと上から目線の態度で関係が崩れていく。 三人の間の接点は、橋梁点検の男が通り魔殺人の裁判で弁護士に訴訟を依頼していることだ。しかし、実績主義の弁護士は『自分が傷つく』と依頼を断るのだ。 三人は、現実の世界から少し離れた幸福を求めたのだが、気がつけば元の世界に戻った自分に気づく。それが再生かと言えば疑問だが、人は生きていかねばならない。ラストで流れる音楽が、人生をやり直そうと背中を押しているようなリズムで心地よい。 無名の俳優の演技がすごい。特に、主婦の瞳子役の成嶋瞳子は裸も厭わない演技力で存在感がある。

  • たーちゃん

    2.0

    ネタバレそれでも人は、生きていく

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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篠原篤篠塚アツシ
成嶋瞳子高橋瞳子
池田良四ノ宮
安藤玉恵吉田晴美
黒田大輔黒田大輔
山中崇保健課職員 溝口
内田慈女子アナ
山中聡四ノ宮の友人 聡
リリー・フランキーアツシの先輩
木野花瞳子の姑 敬子
光石研藤田弘

基本情報


タイトル
恋人たち

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル