あらすじ・解説
大学で生徒に映画撮影の講義を行う一方、新作映画の撮影に取り掛かれない映画監督の時田修次(奥田瑛二)は、映画とは自身の経験が投影されるものと考えていた。理解のある美しい愛人・唯(不二子)に支えられ新作の脚本に着手していたある日、女子高生・律子(村上由規乃)が現れる。
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作品レビュー(17件)
- WXYは知ってても、それだけじゃ
2.0点
缶ピースの香りが漂ってくる。 意味不明の芸術風、老いらくの情欲、欲はあっても能力はなし。 日課のトイレットペーパの買い出しと塔、その塔が無くなったら関係は終わり。 下着も変える、全く意味不明。なんとなく雰囲気を漂わせる。 ほとんどそんな場面の繰り返し、レトロに幻想を表す極彩色の幻影の中の女子高生。妙に年増に見える高校生の顔。なんか意味があるのか。 最後の場面は、意外だったが、それで感慨が増す訳でもなし。
- fg9********
1.0点
…タイトルの『赤い玉、』の『、』が気になったので観てみる。 …あらすじは、解説のとおりだけでいいだろう。 60歳の映画監督・時田(奥田瑛二)は、大学講師として映画制作の授業を受け持つかたわら、日々脚本を綴り、いつ撮影できるとも知れない新作の準備を続けていた。 一方で彼は、男性が男性機能を失うとき、射精でなく赤い玉が飛び出してくるという“赤い玉”の伝説を愛人の唯(不二子)に語るなど、老いていく自分への不安と焦りを隠せないでいた。 そんなある日、彼は偶然見かけた美しい女子高校生・律子(村上由規乃)に魅入られ、ひそかに後をつけていくのだが……。 そう、男が打ち止めになった時に、あの先っぽから赤い玉が出るんだとさ~。 なに?それ……っていう感じで、奥田と不二子との絡みは多少エロっぽかったが、女子高生役の村上由規乃には奥田のようには魅入られなかった。 奥田の妄想なのか?この村上由規乃が躍るダンスにもあまり魅入られなかった。 下着姿で若干ニップルが透けて見えていたが、それでもなお魅入られなかった。 で、7万円とは、自分を過剰評価したもんだと思ってしまった。 あと、学生達の映画製作の模様が映し出されるのだが、なんで「雨に唄えば」なのか皆目解からない。 トイレットペーパーの乱舞も皆目解からない。 解からないのは別段嫌いでもないが、匂い立つエロスのようなものが丸で感じられず、数年前にWOW〇〇で特集を組まれた日活ロマンポルノの方が数段愉しめた。 映画製作に携わっている学生さんなんかは好きなのかな~~。 いずれにしても、赤い玉どころか血尿を迸りそうなジイジにはさっぱり面白さが伝わってこない作品だった。
- Ralphy
1.0点
ん~~~本当につまらない 3.07と3以上の評価だから最後まで観たが、何度も途中で観るの止めようかと思った。 で、3以上の評価から最後に何かあるかもと思いとどまったが、最後まで観てあまりにもつまらなくて時間を損した。 こんな気持ちになったの久しぶり。 奥田瑛二の主演映画って初めて観たが、この俳優って大根ですね。 娘の安藤サクラが良い女優なので、もっとちゃんとしてるのかと思ったら、すごく演技が下手で素人みたい。 ストーリーや全体の雰囲気も数十年前の昭和時代のようで時代遅れ。 あと、女子高生役の身体むくんだ女性は、全然魅力なし。 なんでこんな魅力のない豚のような女性を使ったのか・・・ ホント全てがつまらない。観ると損をする。去年一番の駄作だよ。 これ・・・高得点入れてる人って関係者じゃないの?
- nar********
1.0点
売れなくなった壮年の映画監督が学校で映画を教えつつ愛人の家に転がりこんで映画を学ぶ学生に蘊蓄を語りながら、自分の観たい映画のシナリオを書いているという話。この映画の監督である高橋伴明が自身の当時の姿をだぶらせながら描いているそうで、この主役の監督(奥田瑛二)の中年のエゴ丸出しの気持ち悪さと劇中で書いているシナリオのつまらなさは意図的にそう見える設定にしているセルフパロディなのだろうな、と思いつつ、やっぱりこれが枯れたダンディズムっていいたげで寒い。 高橋監督の教え子とかの女優の卵が主人公を翻弄するという女子校生を演じ、濡れ場も演じていが、翻弄される程の美少女では無くてどこにでもいそうな感じだけど、それはそれでAVでいう素人モノって感じで色っぽい。 あと、ストーリー上まったく不必要なこれぞ映画学校で教えそうな教科書通りのカット割りって場面がいくかあって、R−15だけど学生必見だと思いました。
- nn1********
4.0点
赤い玉とは、男が打ち止めになった印に出るものらしい。 男とエロス、そして映画。伴明監督がこのテーマで撮れば外すはずはない。 「女はいいなあ」「オスになれ、オスに」などクサい台詞もピタリとはまる。 映画監督兼大学教授の時田(奥田瑛二 はまり役)は、若い愛人(不二子)と同居しながらも老いを感じ始めていた。 新作映画の脚本作りに呻吟している矢先、美しい女子高生(村上由規乃)に遭遇し妄想を膨らませるが…。 いまだに缶ピースを吸い続ける時田は伴明監督の化身である。 監督自身が書いた脚本からは、オスとしての本能を失いつつある男子への苛立ちと、自身の老いに対する恐怖が滲み出ていて、近い世代ゆえの共感を覚えた。 監督の次作は見たいけれど‘赤い玉’は一生見たくない。
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