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犬どろぼう完全計画 (2014)

HOW TO STEAL A DOG

監督
キム・ソンホ
  • みたいムービー 44
  • みたログ 76

4.01 / 評価:83件

Whatever!

  • bakeneko さん
  • 2015年7月21日 7時06分
  • 閲覧数 1051
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

アメリカの児童文学作家:バーバラ・オコーナーの同名原作を、舞台をアメリカ・ノースカロライナ州から韓国に移して翻案したもので、原作の持つ児童視点の初々しさで少女を取り巻く世界を柔らかい優しさで煌かして見せる“ジュブナイル冒険”映画の佳作であります。

ジュブナイル文学といっても原作はアメリカらしく“経済格差&キリスト教的道徳観”が仮借なく描かれた問題提示が真面目な作品ですが、韓国を舞台に翻案された映画では、ストーリーラインは同じですが、厳しい現実問題を“人間の善意&生命力&運命の不可思議さ”で柔らかく包んで、東洋的な世界&人生観で儘ならない世界を明るく前進していく物語になっています。つまり、アメリカ→韓国に翻案したことで、トレーラーハウス→家族型大型車などの細やかな変化の他に、舞台となる街の“治安が格段に良くなっている”ことや“経済的問題&差別”もマイルドになっていて、オープニングのアニメーションの持つ寓話性もすんなりと受け止めることができる=“頑張れば何とかなる&まだどん底じゃない”明るさが映画を明朗なものとしています。

難しいことを言わなくても、“兎に角、子供たち&犬が可愛い!”作品で、イ・レちゃんを始めとして、親友のイ・ジウォンちゃんや弟のホン・ウントク君、そして犬のウオーリーが元気いっぱいで観ているだけで気持よくなる映画ですが、脇を固める“ダメママ”のカン・ヘジョンや資産家の老婆:キム・ヘジャなどの大人の役者たちの抑えた演技も物語を引き締めています。

こども視点で生き生きと世界を映し出して「円卓」や「華麗なる週末」の様なプチ冒険と成長を爽快に輝かせていく作品で、テコンドーの稽古衣(バンダナがカッコいい!)や制服など韓国の小学生事情も活写されていますよ!

ねたばれ?
ヒロインのモノローグで愉しい冒険を締める“Whatever”ですが、ポジティヴに“何でもあり!”やネガティヴに“どうでもいいや”-他、様々な意味が複合されています(お子様に英語を勉強させる良いチャンスですよ)。

詳細評価

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