ここから本文です
【お知らせ】映画館の上映スケジュールについて、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、実際の上映時間と異なる可能性があります。ご不明な場合は、各劇場にお問い合わせくださいませ。

世界で一番いとしい君へ (2014)

MY BRILLIANT LIFE

監督
イ・ジェヨン
  • みたいムービー 33
  • みたログ 125

3.66 / 評価:89件

あくまで作品を客観的に観た感想です。

  • illbeback1229 さん
  • 2015年9月2日 19時49分
  • 閲覧数 4771
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

 まず、カン・ドンウォンのファンの人達には謝っておきたい。
 自分は決して彼が嫌いなのではなく、むしろ彼の作品が日本に来たら必ず観に行っている。このレビューは彼の事を言っているのではなく、あくまで客観的にこの作品を観た感想を書かせて頂きます。
 この作品は韓国でベストセラーを記録した小説の映画化である。
 自分が不思議に感じたのは、ベストセラーの映画化なのにも係わらず、調べた限りでは韓国で大ヒットしたとは書かれていないのだ。
 おそらく、思った以上にヒットしなかったのだろう。その不安を少し感じながらも鑑賞したけど、ヒットしなかった理由が分かった気がした。
 監督の狙いだったのかどうかは分からないけど雰囲気にリアリティを感じずなんかおとぎ話かファンタジーっぽく感じた。
 また、物語の流れにも矛盾を感じた。
 まず、高校時代にカン・ドンウォン演じるデスがソン・ヘギョ演じるミラを妊娠させてしまい、それがきっかけでデスの父に何回も引っ叩かれて怒られ、カッとなったデスは家を出て行ってしまいそれ以来、家には帰ってないという設定だけど、どう考えてもデスが叩かれて当たり前の親不孝な事をしておきながら家を出てって十数年も連絡や手紙も出さないのは腹が立った。
 また、妻のミラも妊娠中に子供が生まれてこないように心臓が張り裂けるほど走ったとカミングアウトしたけど、あんなに産むと豪語しておきながらそんな事をしていたなんてとんでもない矛盾を感じた。
 そして、病気の息子アルムのパソコンに同い年のソハという女性からメールが届く。その内容は自分も病気だから友達になれると思ってメールしたとの事。
 アルムはそのメールにとても親近感が湧いて連絡を続け、いつしか恋に発展するくらいに生き甲斐を感じていた時に、そのメールは映画の脚本を作るためのある男の自作自演だった事が判明し、デスはその家に乗り込みその男を殴るけど、その男は片足に障害がある事が分かると彼を許してしまい、なお且つ最後は仲良く話してしまっている。
 いくら障害者と言っても越えてはならない一線があるはずで、余命が少ないアルムに希望を抱かしておきながらそれをものの見事に打ち砕いた事は確実に一線を越えている。足に障害がある男はこれからも長く生きられるだろうが、アルムは1ヶ月生きられるかどうかの状態なのだから。
 こういった内容の矛盾からこの作品の設定上、お涙頂戴ストーリーで且つ数年前から涙腺がゆるくなった自分でも涙なんてこれっぽっちも出なかった。(となりの女性と斜め前の女性は鼻をかむほど号泣してたけど…これぞ正にドンウォンマジック。)
 唯一、デスが十数年ぶりに父に会いに行って謝った時だけは少しだけジーンとしたけど。
 また、これは好みによるけど、息子のアルムを演じた俳優がこの作品に合ってなく、17歳の役だけれども、もっと顔が童顔で声が子供っぽい俳優を起用した方が良い感じがした。
 まだ少し言いたい事もあるけれども、こういった事も含めて自分は今作に共感する事は出来なかった。
 もし、小説の内容をそのまま映画化したのならこれは映像化せずそのまま小説を読んだ人達の各自の想像で終わらした方がよかったケースだと思う。
 でも、あえてまたいうけれども決してカン・ドンウォンの事を悪く言ってるわけではないのでファンの方は誤解のないようにお願いします。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ