5.0点
…あらすじは、解説のとおり。 ショウビズ界で功成り名を遂げたベテランの大物歌手ダニー(アル・パチーノ)。 けれども、往年のヒット曲ばかり歌わされるマンネリの懐メロ歌手路線に、近年は彼自身すっかり嫌気が差していた。 そんなある日、彼は、長年の親友兼マネジャーのフランク(クリストファー・ブラマー)から、思いがけない贈り物を受け取る。 それはなんと43年前、無名の新人ダニーに宛ててあのジョン・レノンが書いた励ましの手紙だった。 それを読んで活を入れられたダニーは、ある一大決心をする。 で、これまでの人生をやり直す決心をしたダニーは、ツアーをキャンセルして小さなホテルに籠って新曲作りに取り掛かるのだった。 そのホテルの支配人がアネット・ベニングで、アル・パチーノとの遣り取りは絶妙だった。 いやいや、こんなことを書いている場合じゃないのだ。 世界一敬愛するジョン・レノンの楽曲がこんなにも一杯使われているなんてチットモ知らなかったので、それだけでもう\(^o^)/ \(^o^)/ の連呼だった。 「イマジン」、「ラヴ」、「ワーキング・クラス・ヒーロー」、「真夜中を突っ走れ」等々、もう大感激だった。 で、ストーリーに戻ると、昔の取り巻きの女性との間に出来た息子のトム(ボビー・カナヴェイル)に会いに行くのだったが、ケンモホロロだ。 で、トムの奥さん(ジェニファー・ガーナ―)は身重で、長女(ダニーの孫娘)はADHDを患っているのだったが、ダニーの財力と知名度を以ってして有名な学校に通わせることが出来るようになるのだった。 この孫娘さんが芸達者で恐れ入った。 しかし、そんな折、トムが難病に侵されていることを知るのだった。 結末の、病院の診察室でダニーとトムが不安に慄きながら治療の検査結果を待つのだったが、「トム」の呼ばれ方のエピソードは素敵だった。 で、新曲が完成したダニーは小規模なコンサートを開くのだったが、あの場面のあそこは、願わくば新曲の「ドント・ルック・ダウン」を聞かせて欲しかったな。 「イマジン」といえば、7年前の次男の結婚式の披露宴で、新婦の弟のピアノ伴奏で新郎のオヤジのオラッチが「イマジン」を歌ってしまったが、今にして思えば……(・_・;)……。 そんなこんなで、本作はしっかりとDBに保存し、文句なしの☆五つだ。