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ヴィンセントが教えてくれたこと
2015年9月4日公開

ヴィンセントが教えてくれたこと

St. VINCENT

1022015年9月4日公開

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5.0

他人の人生から、宝物を掘り出す

さわやかで ヴィンセントはいろんな時代を生きてきて、今がある。 でも、ヴィンセントの生きてきたいろんな時代やその人生は、過去のものであって、誰も興味を持たない。 妻ももうボケてしまって、人生を分かち合うことがない。 オリバーは、まだ人生が始まったばかりの少年。 「ママはSNSやめれば」って悟ったようなところがあるけど、無邪気で純真。 むしろ、だからこそ、曇った目でなくヴィンセントという人物から宝物をたくさん受け取ることができた。 初めはお互いに関心のなかった老人と少年の心が いつの間にか近づいていたのが気持ちよくて、 見終わった後、もう1回続けて見ちゃいました。 ヴィンセントも、「夜の女」と競馬とバーで生きている感じのおじさんなんですが、 なぜか下品で不潔な感じがせず、絶妙なキャラクターでした。 英語タイトルがまた、期待を持たせる含みがあってステキです。 (大逆転の予感・・・予感通り、オリバーのスピーチはある種のカタルシスでした) ただ、時間軸がかなりムチャで、ダカが「腹ボテ」の状態(最低5ヶ月?)から話が始まり、生まれるまでの間に、 養育権の裁判が開始→終了、脳卒中発症で入院→退院、 オリバーが聖人について取材→発表というできごとがすべて起こるのですが、 めちゃめちゃタフなスケジューリングだなと思いました(笑)

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