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セシボン (2014)

C'EST SI BON

監督
キム・ヒョンソク
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3.75 / 評価:60件

トリオ名の由来はフランス語じゃないんだ!

  • bakeneko さん
  • 2019年11月20日 12時34分
  • 閲覧数 510
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    • 総合評価
    • ★★★★★

1970年代初頭に韓国を席巻した“若者のフォークソングブーム”の拠点となった実在の音楽喫茶「セシボン」を舞台にして、やはり実際に人気があったデユオ:ツイン・フォリオを題材にした、音楽と友情に青春を燃やした若者たちの“音楽+恋”物語であります。

1970年代の韓国の若者の街モギョ洞。音楽鑑賞喫茶「セシボン」は素人の若者たちが歌唱力を競い合うイベントで盛況だった。何度も優勝を争うー医学生のユン・ヒョンジュ(カン・ハヌル)と軍隊帰りのソン・チャンシク(チョ・ボンネ)の歌唱力に目を付けた店主のキム社長(クォン・ヘヒョ)とプロデューサーのイ・チャンヒ(チン・グ)らは2人をペアでデビューさせようと考えるが、境遇も歌唱スタイルも異なるヒョンジュとチャンシクは上手くまとまらないと予想された。そこで、教会で知り合った釜山出身で重低音のオ・グンテ(チョンウ)を加えた「トリオ・セシボン」として売り出すことに決める。やがて「セシボン」の常連である演劇生のミン・ジャヨン(ハン・ヒョジュ)らが遊び仲間に加わり、「トリオ・セシボン」の仲間たちは美しいミンにアタックを掛けるが、ミンの心は純朴なグンテに傾いて行く。しかし、スターになるために高校時代の先輩の映画監督のコネで役を獲得したいミンは…という青春劇で、夢と友情と恋に躍動する青春を1970年代のフォーク&ポップスに乗せて謳い上げてゆきます。
良く知られた曲が全く異なる解釈で歌われる(=韓国独自のカバー歌詞)も興味深く、
「大きなのっぽの古時計」は恋愛歌に、「ウエディング・ケーキ」は悲恋歌になっていますし、コニー・フランシスやナナ・ムスクーリら当時の人気歌手の名前と持ち歌が次々と出てくるのもノスタルジックな気持ちにさせてくれます。

そして、“嫁として連れてきてほしい女優第一位”のハン・ヒョジュの23歳時の輝き♡は男子の“青春の恋人像”を体現化していて、彼女の水着姿を観るだけでも元が12分に取れる作品でもあり、音楽に乗せた青春の蹉跌は彼方に去った若さへの悔悟を浮かび上がらせています。

主人公の“ある行為”の理由がわかる―ラストの落とし処には、「イングリッシュ・ペイシェント」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の影響も見つけることができる作品ですが、夜間外出禁止令や薬物疑惑の捏造では芸能人を陥れて操ろうとする政府の圧政の様子もリアルに描かれていますよ!

ねたばれ?
韓国にも先割れスプーンがあるんだ!

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