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アイアムアヒーロー
2016年4月23日公開

アイアムアヒーロー

R15+1272016年4月23日公開

LYCA

3.0

ネタバレ誰でも物語の主人公になり得るのだ

どこにでも居そうで、でもどこにも居なさそうな主人公の物語。 たまたま趣味で持っていた散弾銃がなかったら、こんなにも物語の中心には居なかったであろう存在。 ゾンビものの王道としてショッピングモールに集まる人々と その中で最も強い武器を持つものがリーダーになるという展開。 また、リーダーはただ強い武器を持っているという理由だけで選出されるため性格に難があったりするのは王道中の王道。 ゾンビは音に敏感だったり、何かに異常なまで執着したりと期待を裏切らない王道っぷり。 ゾンビ映画はB級感が漂うものがほとんどだけど、映像やCGは結構本気。 配役もゴリゴリにパワーが入った配役で本気度が伺える。 しかし、作品全体を通じて何を伝えたいんだろう?というところが 若干わかりづらかった。 誰でも時と場合によっては主人公になり得るということを伝えたかったんだろうか?それとも別のテーマがあったのか? またヒロミだけがなぜかZQNにならないのも理由が良く分からないまま。 やはり科学的な考証がないとこういう映画をめちゃくちゃ「おもしれー!」と観ることが出来ないのは歪んでしまっているから・・・? サメ映画は見れるけど、しっかりと作られてた映画だからこそ「なぜ?」の部分にフォーカスして欲しいって思う。 しかし、100分少々でそこまで本気に科学的な部分を表現することは出来ないし、そもそもゾンビっていうだけでそういうのを表現したとして「いやいや、ゾンビやん」という結論になりがちだから、もはやそれは蛇足なのかもしれない。 全てをひっくるめたとして、全体としては面白かったし 英雄が地下に差し込む自然光の中、大量のゾンビの山で立つシーンはめちゃくちゃかっこよかったし、まさに主人公を体現してた。 映像や配役はガチだが、もう少し物語のわかりやすさ、結論のわかりやすさがあると良かったのかもしれない。

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