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共犯 (2014)

共犯/PARTNERS IN CRIME

監督
チャン・ロンジー
  • みたいムービー 45
  • みたログ 223

3.41 / 評価:160件

いじめられ少年の嘘が招いた犯罪的悲喜劇

  • sol***** さん
  • 2020年7月14日 15時30分
  • 閲覧数 284
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

路地裏で倒れ死亡している少女を3人の少年が発見したことから、その死の真相を探る「お遊び」が始まるが、その中の一人がありもしない嘘をついたために自身のみならず、残る二人と周囲の者に多大な迷惑をかけるという救いがたい物語。

スリラーサスペンス風ではあるが実はたいしたストーリーではないのではなかろうか? とやたら間延びした映像構成が引き延ばし工作に途中から感じられ猜疑心が沸いてきてしまう。

エンド間際に全ての謎は明かされるが呆れ返るしかない結末。

大体中盤であの少年が死亡した少女の手紙の件を持ち出した際にそれが嘘であろうことは視聴者のほとんどが感づいただろう。

しかし、それは監督が意図的に演出したのであって、本作のメインテーマは「孤独な少年少女の心の影がもたらすもの」なのだろう、きっと。

自分をかばってくれた同級生少女にわざと意地悪したり、そのくせ借りた本を又貸しして替わりに自分の日記を見てもらおうとする友達無しのいじらしい少女心理。

その少女死体を偶然ほぼ同時刻に3人が発見したことで友達関係に発展し、その関係を続けたいがために少女を追い込んだ同級生がいる等と嘘をついて共同でその子に嫌がらせをし、あげくに仕事終わりの「水遊び」で不運な仲間の過失事故で溺死してしまったいじめられっ子少年。

それらのモヤモヤする思春期男女の心理は良く伝わってきたと言えるが、いかんせん空虚感が印象の多くを占めてしまったため点数は辛くならざるを得ない。



付記として、台湾文化というか国民性なのか余りキレイとは思えないあの濁った沼に制服のまま飛び込んで水遊びをしてしまう場面にはギョッ!!となる。
「帰りどうするんだろう?」「少しでも水飲んだら寄生虫入っちゃうんじゃないかな?(熱帯だから特に)」とかそっちが気になってしまいましたね。
それがまさかあんなことになるとは・・・自業自得というのも違うし、間違ってエルボーくらわした秀才君が可哀想で仕方ないし(逃げたのは良くなかったが)、兄殺しの悪名を着せられた不良君も可哀想としか言いようないね。
共に重い十字架を背負ってしまったという落ち。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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