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探検隊の栄光 (2015)

監督
山本透
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3.46 / 評価:650件

ギャグ映画でなく、頑張る人を応援する映画

  • kam******** さん
  • 2016年4月2日 18時43分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

別の映画を借りたときの予告編に入っていたので借りてみたこの作品。

ストーリーとしては「川口浩探検隊シリーズ」をご存知の方はわかると思いますが、「未確認生物を調査する探検隊を追う。という番組に、主人公である役者(藤原竜也)は隊長として呼ばれることになった。しかしこの番組はいわゆるヤラセ番組であった。しかも制作陣はいい加減な人物(ユースケ・サンタマリアなど)が多く、適当な台本や演出に最初は戸惑いや不満を持つ主人公と若いスタッフ(佐野ひなこ)であったが、みんなで協力して一つの仕事に取り組むうちに熱意が芽生えてくる。そんな時だった。なんと反政府のゲリラたちに遭遇してしまう!更にゲリラと敵対する政府軍まで!?様々な困難を乗り越えて、探検隊は番組を作れるのか!?」というもの。

タイトルにある通り、ギャグ映画と思って見たら笑える作品ではないと思います。そもそもとして、キャストが笑いを取るタイプの役者じゃないでしょう。藤原竜也が爆笑を誘う役者とは思えませんし、ユースケ・サンタマリアも役者として出すときは「踊る大走査線」シリーズの真下のようにまじめな雰囲気が強く、田中要次に至っては「HERO」シリーズのマスターのように無口なキャラがボソッとつぶやいて、クスッと笑いを取るのが板についてます。いわゆるギャグシーンにしたってヤラセ番組の収録風景を撮っているわけですから、わざとらしいオーバーリアクションになってしまい、ギャグ映画としてテンションが続くはずがないのです。ほかでもない主人公たちが「俺達、なにやってんだ…」と冷めてしまうシーンがあるくらいですから。

ポイントはそこではないと思います。前述した通り、ゲリラと遭遇するシーンがあるのですが、その中でせっかく撮ってきたビデオを「バカバカしい」と壊されそうになるシーンがあります。ここで藤原竜也が掴み掛るのです。その時に「お前らからしたらバカバカしいかもしれないがこっちだって真剣なんだ!テレビを見てる人が勝手なイメージを押し付けるだろうがそれがなんだ!どんなにくだらなくてもカメラが回ったら俺達は命かけてんだよ!!」というようなことをいうのです。また、少し話が戻りますが若手スタッフ(佐野ひなこ)が「こんな仕事に何の意味があるのかな…」というセリフを言います。この二つこそ、この作品が言いたいことだと思います。「こんな仕事になんの意味が?」「無意味に思えてもやりきらなくちゃいけない」この二つはほとんどの職業・働く人にいえるテーマだと思います。それを「ヤラセ番組に全力をかけて取り組む人々」を通して描いた作品だと思います。ドッと笑う作品ではありませんが、何か感じるものがある作品だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 楽しい
  • コミカル
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