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探検隊の栄光 (2015)

監督
山本透
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  • みたログ 924

3.46 / 評価:647件

これはずるい、かわいいじゃないか(^^)

  • yuw***** さん
  • 2019年12月23日 0時51分
  • 閲覧数 384
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

GYAOの無料配信で見た。写真(草原で男3人並んでる)を見て「なんだか楽しそう」と思ったので。予備知識はなし。全く知らない映画だった。

「なんだか楽しそう」の印象そのままの映画だった。まさにそれが主軸の話。
テレビ番組を作る話。「実録!」的なもの。けど、実は「実録」なんかじゃなくて・・・それはまるで映画作りみたいな。

テレビの視聴者には「実録」と思わせるためにいろいろな演出を盛り込みながら秘境を探検していくスタッフ達。
途中、突発的に出会った出来事や人なども、使えそうなものはなんでも使って「実録!探検隊」の雰囲気を作っていく。事実を捻じ曲げながら。

要は「実録!」もののテレビ番組の裏側を見ている気分になる映画。
「実録」として見ている視聴者にとっては「ウソ」ってことになる番組を作ってるわけなんだけど。
・・・これが何だか憎めないのだ。それで「ずるーい」って気分になる。
ユースケ・サンタマリアのノリが少年のよう。よく考えるとテレビ業界の胡散臭い人なんだけど、ノリがかわいい。小澤征悦もまた、そのノリに勢いづく役割で。この二人のノリがなんだかかわいくて憎めなくなる。・・・よく考えるといい加減な二人なのに(笑)。

女子ADがそこをバッサリ切り捨てる辛口なセリフもあった。
そこもまた良かった。清々しいというか。

主人公は落ち目俳優。その女子ADの辛口に同意しつつ「言い過ぎだ」と返す。
返しながら、自分なりの考えを深めていくところも良かった。

その主人公の考えは、ユースケ・サンタマリアと小澤征悦の子供のようなノリも超えてしまう。極限の状態の中で、そこに命までかけてもいいくらいの・・・。

・・・という話だった。
話に筋が通ってた。おもしろかった。

この話の中の実録番組の裏側は、まるで映画作りみたいにいろいろ作り込んでいた。視聴者に「本物に見えるように」と。まるで子供が大掛かりないたずら・・・というかサプライズを演出してるみたいに。

これが「相手から何かを奪う」目的であればただの詐欺だが。
どうやらテーマは「夢」なのかな。
わくわくさせられる夢を見せたい、というか「見たい」かな?

話の中では最後にスタッフの「夢」も実現させてた。
そういえば。そんなセリフもちらちら出てたけど、まさかほんとに登場するとは。これはもう作り手の「夢」だろうな。

現地の国の政治情勢まで話に絡めてあって、そこもおもしろかった。
最後の最後までハッピーな感じでまとめてある。
楽しかった。

主役の藤原竜也って、この映画の役の人みたいに「嘘くさいものを本気にして、のめり込んでいって何か生み出す」みたいな役が多いような。
本作でもしっかりのめり込んでて気持ちが良かった。
それにしても、ほんとに不思議な顔の人だと思う。初めて見たドラマ「凍りついた夏(?)」では絶対女の子だと思った。いや、女の子にしか見えなかった。なのに声が低音で「は?!」とびっくり。

****************
余談。
藤原竜也と仲村トオルが出てる「プレイヤー」という舞台演劇もテレビで見てみた。カメラが時々無意味にこの二人をアップで映してて謎だったけど。
ちょっと長かったけど、演劇自体がおもしろかった。役者達みんな芸達者で。
そして舞台演劇ってカット割りとかできない分、不自由かと思ったけど。
逆だった。役者の演技次第で場面を変えられたりできて逆に自由かも。
あの舞台特有の足音とかの音も快感。椅子の使い方も見事。並べる時の音もじんわりと心地よかった。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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