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アデライン、100年目の恋 (2015)

THE AGE OF ADALINE

監督
リー・トランド・クリーガー
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  • みたログ 1,914

3.76 / 評価:1,459件

なんてステキ! SF・ラブ・ファンタジー

  • UrbanDockGoer さん
  • 2015年10月25日 8時29分
  • 閲覧数 4458
  • 役立ち度 15
    • 総合評価
    • ★★★★★

ブレイク・ライヴリーという女優を初めて見た。ポスターでは全くと言っていいほど惹かれなかった。俺の趣味ではないのだ(笑)
でも、あらすじを読むと物語には惹かれるものがあって鑑賞。

観て良かった。観終わって心からそう思った。

《物語》
アデライン(ブレイク・ライヴリー)は1916年、 29歳のときにある事故に遭遇し肉体の老化が止まった。

しばらくは、そのまま暮らしていたが、歳が経つにつれ年齢に比べて異常に若い容姿に不信な目を向けられるようになる。ついには、FBIがやって来て彼女を連行する。

この先、生体調査の対象となる恐怖を感じたアデラインは隙を見て逃げ出し、以来偽名を使い、住所も転々としながら、ひっそり生きて来た。

恋もしたが、相手と共に老いていけない現実を恐れ、結婚することができなかった。やがて、本気で恋することからも逃げて時は流れる。 しかし2015年、しつこく迫るエリス(ミキール・ハースマン)にいつしかアデラインも気持を許すようになる。

あるときエリスの両親の結婚40周年の集まりにエリスと一緒に彼の実家を訪問する。そこで顔を合わせた父親とアデラインはお互いに目を疑う。40年以上前に、アデラインが事故後に一度だけ本気で愛した人だったのだ。




《感想》
まず「若い年齢で老化が止まる」という発想がなかなか斬新。そしてその理由が科学的チックに説明されるところが意外だった。 もちろんインチキな説明なんだが、それらしい理屈をこねる。 こういうのは俺は好きだ。 何の理由も無く、魔法のように老化が止まったと言われるより、ウソでもうまくだましてと思うから。


まずそれが気に入ったが、次にこの作品の魅力は主演のブレイク・ライヴリー。 最初に書いたとおり、俺的には全然期待しなかったヒロインだったのだが、観るほどに、魅力的に。物語が進むほどに、惹かれてしまった。終わる頃にはすっかり彼女の虜に。


3番目は、時を越えたラブストーリーがいい。他愛無いと言ってしまえばそれまでだが、俺的にはすっかりロマンチックな空気に浸ってしまった。エリスの親父(ハリソン・フォード)が登場してから俄然ファンタジックな空気に包まれる(笑)
現在の恋と過去の恋にアデラインの心が行き来する世界に引き込まれた。 


結末は想像の範囲内だが、そこにどうつなげていくのかと思いながら観ていたが、その展開も良かった。偶然に解決するわけではなく、そこにはアデラインの意志が絡んでいるところに意味がある。



しかし、人は昔から不老不死に憧れているわけだが、不老不死はとんでもない災いだという逆転の発想は面白い。 確かにこう描かれてみれば、自分だけが歳をとらないのは幸せじゃないのは実感。夫も、子供も、孫も、周りの愛する人は年老い、全て先に死んで行くのだから。せめて、自分と愛する人2人セットでなきゃ不老不死はゴメンか。 いや、待てよカミさんと何万年も一緒と思ったら息が詰まるかも(笑)  ものごと、何でも限りがあるから愛おしいということだな。



とにかく素敵なお話です。現実主義でファンタジーが嫌いな人には向かないけど、ファンタジー好き、ロマンチストには強くおススメです!

観終わって嬉しい気分が湧きあがった。思わぬところでこういう作品に出会えるから映画を手当たり次第観てしまう生活をやめられない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • ロマンチック
  • 切ない
  • かわいい
  • かっこいい
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