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アクトレス ~女たちの舞台~ (2014)

SILS MARIA/CLOUDS OF SILS MARIA

監督
オリヴィエ・アサイヤス
  • みたいムービー 137
  • みたログ 412

3.39 / 評価:301件

三者三様のアクトレスの演技は見応え十分

  • fg9******** さん
  • 2017年3月21日 11時33分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、解説のとおり。
 大女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)は、かつて無名の新人だった自分を発掘し、広く世に知らしめるきっかけを作ってくれた劇作家の功績を称える授賞式に出席するため、スイスに向かっていた。
 同行するのは、マネージャーのヴァレンティン(クリステン・スチュワート)だ。
 しかし、そこへ当の劇作家が亡くなったという悲報が届くのだった。
 さらにマリアは、授賞式後のパーティーで出会った 新進気鋭の演出家クラウスから、彼女の出世作となった舞台劇に、以前とは違う役柄での出演を依頼され、思わず動揺するのだった。
 「以前とは違う役柄」とは、彼女をスター女優へと押し上げた小悪魔的な若い女性の役柄ではなく、彼女に翻弄されて追い詰められる中年女性の役柄だったのだ。
 で、彼女はその配役を受けるかどうか大いに戸惑うのだったが、結局の引き受けることにする。
 で、マリアはヴァレンティン相手に戯曲の台詞の練習をするのだが、その遣り取りが至極自然で、台詞の練習なのか生の会話なのか解からなくなってくる。
 ヴァレンティンは、天下の大女優を立てながらも自分の意見もキチンと述べるお利口さんで、そんな役柄を眼鏡をかけたクリステン・スチュワートが好演していて、その美貌にはウットリとしてしまった。
 で、二人で湖に行って泳ぐ場面があるのだが、クリステンのあることに期待したものの、全裸になって泳いだのはジュリエットの方で、そこのところは若い方の演出でなんて望んだものの、いやいや、脱ぎっぷりのいいジュリエットを褒めるべきだろう。
 話しが横道に逸れてしまったが、マリアをスター女優へと押し上げた小悪魔的な若い女性の役は、ハリウッドの新進女優のクロエ・グレース・モレッツが演じるのだった。
 で、二人の舞台稽古の折りに、演じ方についてマリアがクロエにアドバイスをするのだったが、クロエはその場では大先輩のマリアを立てるものの、すかさずの歯牙にもかけない小憎らしいクロエの態度は見ものだった。
 で、本作の象徴でもある「マローヤの蛇(山と山の谷間を雲が巨大な蛇のように這うシーン…実物orVFX?)」をマリアとヴァレンティンが見物に行くのだったが、その壮大な景色とともに流れるカノンの楽曲が素敵だった。
 しかし、突如として、ヴァレンティンはマリアの前から姿を消してしまうのだった。
 大声を張り上げてマリアはヴァレンティンを捜し求めるのだったが、ヴァレンティンの行方は杳として知れないのだった。
 「老い」と「若さ」、「喪失」と「旅立ち」、「呪縛」と「自由」、そんなことを感じさせる三者三様のアクトレスの演技は見応え十分だった。
 特に、本作でアメリカ人女優として初のセザール賞を受賞したクリステン・スチュワートの美貌は見飽きることはなかったので、☆一つプラスした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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