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杉原千畝 スギハラチウネ (2015)

監督
チェリン・グラック
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3.71 / 評価:1783件

キャスティングが惜しい

  • mat***** さん
  • 2020年12月24日 17時33分
  • 閲覧数 110
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

日本のシンドラーとも称される杉原千畝の半生を描いた作品。

杉原といえば、リトアニア領事代理当時、本国の命令に背いて
多くのユダヤ系住民にビザを発給して戦後イスラエル政府から
顕彰されたのはあまりにも有名。外国のシーンは主にポーランドで
撮影されたようですが、第二次大戦当時を舞台にした映像制作は
機材等も充実しているためか手堅い仕上がりとなっていて、当時の
ドイツ軍戦車などもなかなかうまく再現されていてちょっとびっくり。
洋上に浮かぶドイツ艦隊や雪の中をひた走る満鉄あじあ号がCGなのは
仕方ないところですね。まあでも違和感は感じませんでした。

外国人俳優もほとんどポーランド人俳優がキャスティングされていて、
手堅い演技で脇を固めてくれるのはいいのですが、杉原の助手の
リトアニア人係員や、ロシア人女性役もみんなポーランド人役者なのは
ちょっとどうかな?ハリウッド映画の日本人役が中国系韓国系だったり
するのと同じで、もう少し丁寧にキャスティングしてほしかった。

肝心かなめの主人公役、なんで唐沢寿明?まったく杉原千畝と似ても
似つかないし、杉原の、写真からさえも見て取れる威厳、慈愛、知性、
そういったものが全然感じられないのです。外国人俳優と並んでも
貫禄負けしてるし。小雪はちょっとカッコつけすぎだし、大島浩役の
小日向 文世もやや貫禄不足。もっとアクの強い、存在感のある役者
で攻めて欲しかった。網走番外地の安部 徹なんかピッタリ決まりそう
ですけど、ああいう役者は今はもういないんですかね?

キャスティングをもっと杉原の人格に寄せたものにしていたら見終わった
あとの感慨もひとしおだったんでしょうけど。とてもいい話だけに
そのあたりが残念。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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