あらすじ・解説
恋人だった加地径一郎(葉山奨之)が海外で事故死し、さらに自分の知らない女性と一緒だったのを知り、心に傷を負った大学生・本山奈緒子(波瑠)。新しい恋人・川嶋巧(入江甚儀)と前を向こうとする彼女だったが、どこかで径一郎のことが忘れられずにいることを自覚していた。そんな状況で、転勤で母と妹と共に大分へ越していった父・諒(小市慢太郎)が実家で一人暮らしをする奈緒子の前に現れる。とある事情で家出をしてきたという父を迎えるが、彼を追い掛けて妹・絵里(黒島結菜)もやって来る。
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作品レビュー(9件)
- qua********
3.0点
邦画にある”終始おごそかに時間が流れていく感じ”の作品で、個人的にはこういう作品も好きなので最後まで楽しめました。
- MOVIE道
4.0点
上映館が少なく、上映期間も限定されていたので予定を合わせるのに一苦労。 塩ノ谷沙耶香が1年半ぶりに映画主題歌を歌う!一昨年「超高速!参勤交代」で「Like a flower」を聞いて以来、彼女の声と歌唱力に魅了され、ニューアルバム「S with」のプロモーションビデオでは彼女の上京時の母親との思い出が母親役東ちずる共演で描かれている。映画本編よりこちらの方にホロリときてしまったかも(笑) NHK朝ドラ主演の波留がほぼ等身大の女子大生を演じ、悩み苦しむ自分と家族、そして同じく亡き友人の影に思い悩む彼女の恋人と共に、前向きに生きていこうとする過程を描いたヒューマンドラマ 。 一見、ラブストーリー風だが、主人公奈緒子の死んだ恋人加地の生前の言葉『動いてこそ見えてくるものがある。状況は変わらないかもしれないが、見る目が変わってくる』に脱サラ願望の奈緒子の父親、受験生の妹も絡んだ登場人物たちの心の変化がプラネタリウムの星空と流星の映像で美しく前向きに変わっていく。 飢えや難病、暴力やテロといった生死に関わるものはなく、トラウマの克服、家族の対話という現代人の悩みの一部分の切り取りなので、大きな感動や共感には程遠いが終わりよければすべてよし。覚えたての主題歌「流れ星」を口ずさみながら映画館をあとにしたのでした。 ♪輝く宝物 胸に きっと歩いてゆくから♪(^O^)
- cas********
2.0点
あまりにも淡々としていて少し辛かった。 ヒロインはラスト以外は同じ場所でぐるぐる回ってるだけにしか見えなかった。 波瑠目当てなのでその点で不満はないけど、原作の繊細さ(未読なので想像だが)を映像化することには失敗したと思われる。
- kad********
3.0点
【賛否両論チェック】 賛:愛する人を亡くした時に、新しい愛を育むことの難しさや儚さを、温かい人間ドラマの中で、静かに描いていくのが印象的。 否:お話自体はかなり静かで淡々としていて、尚かつ上映時間も長いので、眠くなりそう。ラブシーンもあり。 死んでしまった最愛の人への愛が消えずに、新しく誰かを愛することへの罪悪感に苛まれる主人公が、本当に少しずつその苦しみを克服していく様子が、温かくも静かな雰囲気の中で淡々と描かれていきます。印象的なのは、奈緒子と巧が夜の近所を散歩するシーン。ようやく新しい愛情を育みつつあったのに、加地が幼い頃落ちてしまった川を眺めた時に、ふと彼との思い出がフィードバックしてきて、思わず取り乱してしまう姿なんかに、主人公の葛藤が赤裸々に現れているような気がします。そんな主人公を優しく見守る、巧や父や妹の姿にも、また癒されるような気もします。 ただ思いのほか上映時間が長めだったりするので、気をつけないと眠くなるかもしれません(笑)。時間軸はかなり行ったり来たりしますが、高校時代と現代なので、混乱することはなさそうです。 ラブシーンも少しありますので、どちらかというとお1人で、愛というものを見つめ直したい時に、是非オススメです。
- kom********
2.0点
ネタバレ誰にも感情移入できませんでした。
このレビューにはネタバレが含まれています。
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