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なつやすみの巨匠 (2015)

監督
中島良
  • みたいムービー 52
  • みたログ 72

3.94 / 評価:83件

好きなシーン

  • pai******** さん
  • 2015年11月7日 21時52分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 福岡市内からフェリーで10分の離島、能古島。そこに暮らす少年シュンと、夏休みの間だけ島で暮らすことになった少女ユイに起こる様々な出来事。家族、地方の抱える問題、子供の残酷さ無謀さ、コミカルなテイストを交えつつ、様々なテーマが描かれた作品だった。

 多くのテーマの中から個人的に心に残ったのは、偏見は誰の心にも馬鹿みたいに当然にある、というメッセージだった。憧れや恋もそこから生まれるとすら、言っているようだった。
 偏見による辛い記憶を持つユイ。現在の様々な事情と絡み合い、それは彼女に次第に重くのしかかってくる。心を閉ざすユイを救ったのは、シュンでもユイの家族でもなく、島民たちのぎこちない笑顔とありふれた少しずつの言葉だった。観客がユイ、島民とそれぞれ対峙するようなカメラワークで、島の自然のような人々の素朴な優しさと、ユイの感情の変化を感じさせる。同時に「もし自分がそこに居たら」を問われているようで、好きなシーン。

 子役の少年少女達の生き生きとした演技はとても美しかった。主人公シュンを演じる野上天翔は演じるのが楽しくて仕方ない様子で、撮影を通してどんどん成長をしていっているよう。ヒロインのユイを演じる村重マリアはかわいらしくも大人びていて文字通り目が離せない。今の彼女を映像で観るだけでも価値有り。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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