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顔のないヒトラーたち (2014)

IM LABYRINTH DES SCHWEIGENS/LABYRINTH OF LIES

監督
ジュリオ・リッチャレッリ
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3.90 / 評価:331件

一口寸評

  • nn1***** さん
  • 2016年5月11日 13時04分
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

これもまたナチス関連の実話物である。
先に見た『アイヒマン・ショー』が本作の理解を深めてくれた。
1957年、アウシュビッツが閉鎖されて10年以上が経ち、ドイツは過去の記憶を葬ろうとしていた。
ナチスの蛮行を知らなかった新米検事(アレクサンダー・フェーリング)は、青い正義感から収容所にいた親衛隊員たちの逮捕を目論む。
だが、当然厚い壁が立ちはだかり彼は葛藤を繰り返す。
とりわけ自らの出自を乗り越え正義を全うする彼の姿が尊い。
アイヒマン裁判は1961年にイスラエルで公判された。
1963年に本国で初めて開かれドイツ国民の歴史認識を変えたのが、このフランクフルト・アウシュビッツ裁判だったという。
映画の虚構性が、史実を超えて時代の真相に迫り感動をもたらす。
これはドイツ人の良心というべき秀作だ。

詳細評価

物語
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音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 勇敢
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