作品レビュー(49件)
- kaz********
1.0点
統合失調症患者の起こした連続殺人事件をコミカルに描いている。 確かにこのテーマをまともに扱えば余りに暗過ぎてドキュメンタリーとしても成立しないかもしれない。だがしかし、この映画からは監督のメッセージが伝わってこないし、この軽ーい感じは精神疾患に苦しむ患者を愚弄しているとも受け取れる。さらに偏見や差別を生み出す可能性すら大いにある。シニシズムとは批判的精神の裏返しなのであって、この内容はいかにコメディで粉飾してもdisgusting過ぎて笑えない。それでも表現の自由は認められるべきなのだろうが、倫理的観点から誰にでも見られるテレビでの放映などには規制をかけるべきだろう。 ただしライアン レイノルズやアナ ケンドリックの好演は光った。
- dyn********
1.0点
ポップな○○ちょんぱとか理解不能。
- mth********
4.0点
なんかCS放送で始まったが用事中で画面見る暇なく、だが偶然ちらっと目を向けたら、なんか可愛いらしい猫が出演していて、しかも喋ってる!なので、用事を中断して観る事に。猫が喋る映画と知ってたら最初から観たのに・・冒頭15分くらい観れてなくて残念。 だけど見始めると、面白いのかそうでもないのかよく分からず・・・・。犬猫が喋るのが最大の魅力で、それがなければ途中でやめたかも知れない。 この猫は毒舌らしいが、あまりに可愛らしい顔している為、猫が映った時は猫の顔ガン見してしまうので、猫のセリフ字幕部分はほぼ読めていない。なので吹替版でもう一度観てみたい。「餌くれないからソファにウンコしてやったぜ」的なところは読めたが・・ 当作はスリラーだがあまり怖い感じはなく、むしろ喋る猫の可愛さにほっこりしてしまった。 そして映画エンドロールでの出演者の歌とダンスがすごく良かった。他の映画でも出演者達には最後歌って踊って欲しい。 次はちゃんと最初から観たいし、というか何度でも観れてしまいそうだ。やっぱり面白かったのか、それとも猫のおかげか分からないが、ストーリーは特別面白いというほどでもなかった。猫に加えて演出や映画の作りが意外と良かったのか。いかにもB級映画的な雰囲気だが味のある映画だった。
- foo********
4.0点
ネタバレ現実より幻の世界の中が幸せ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - rat********
3.0点
いわゆる精神に疾患を持った人が殺人を犯してしまう話。 裁判では罪に問われない人側の作品って感じかな。 犬や猫と話をしたり、殺した人の首が語りだすという世にも奇妙な世界が展開するんだけど・・・ なんか、もの悲しげなんだよね。 大好きなクライム系の作品で、連続殺人犯の物語だけど、悪意が無い? 殺意を持ってというよりも、死なせてしまったという感じ。 連続殺人なんだけど、殺人鬼とは言い切れない。 ちょっと変わった感じで楽しませてもらいました。 エンディングが、また変わった感じで楽しませてもらいました。シリアルキラーの話ではあるのですが、ホンッと珍しいエンディングです。これだけでも一見の価値有り!なんてね。
- 田中マン
3.0点
パッケージも全編もポップなのだが、冷静になると恐ろしいストーリーを題にした映画である事に気づく。記憶に残る作品
- 一人旅
4.0点
マルジャン・サトラピ監督作。 精神疾患の男が女性を次々殺害していく様子を描いたスリラー。 ライアン・レイノルズ、ジェマ・アータートン、アナ・ケンドリック共演の異色スリラーで、イラン出身の女流監督:マルジャン・サトラピが監督を務めたアメリカ映画であります。 ミルトンという小さな町のバスタブ製造工場で働いている精神疾患の主人公が、惚れ込んでいる職場の女性をたまたま殺してしまったことを発端に殺人の快楽に目覚め、別の女性達を標的とした更なる凶行に及んでいく様子とその末路を描いたサイコロジカルスリラーですが、シリアス一辺倒な作風ではなく、フランスの漫画家でもあるサトラピ監督の持ち味である色彩豊か&ポップな映像感覚が異彩を放つ異色作となっています。 精神薬を断つことで、飼っている犬と猫が主人公に話してかけてきたり、冷蔵庫に保管した女性の生首が目を見開いて喋りかけてきたりと、主人公だけが見える幻視・幻聴がユニークな味付けとなっています。“犬が善で猫が悪”という設定にも興味津々で、猫が主人公に対して殺人を仕向けるような発言を繰り返すのに対し、良識派の犬は暴走しそうな主人公を冷静に諭す役割を果たしています。 数々の“声”に翻弄される精神疾患の主人公の凶行の顛末を、DV義父と母親を巡る主人公の陰鬱な過去を紐解いていきながらバイオレントにかつユーモラスに活写した異色サイコスリラーで、死んだ人々が元気に躍動するポップなミュージカル仕立てのエンディングが救いのない物語と鮮烈なコントラストを成しています。
- 風よ吹け
2.0点
ネタバレ精神疾患の扱いに疑問が残る問題作
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yuki
3.0点
実際、精神の病の人も世の中には存在する訳だから こういうことが無いとも限らない すごく恐ろしいです。
- stillbe
1.0点
ただ、悪趣味。それだけ。
- dkf********
3.0点
なんとも不思議なテイストの怪作。あえてジャンル分けするならホラー?サスペンス?いやいや、やっぱりこれは強烈なブラックコメディというのがふさわしいだろう。 殺した死体を切り刻んでタッパーに詰め重ねるなんて直接的なゴア描写を明るくユルいノリで描いているが、そんな血生臭さを微塵も感じさせないほどに見た目はとことんカラフルでポップ。そのギャップがもう半端ない。 エンディングの歌とダンスなんて脱力すること必至だ。 だが、これをイカれたサイコパス目線から見た狂気の世界を描いた映画と見方を変えると全く違った内容に見えてくる。実は本作の本質はそこなのかもしれない。 主演のライアン・レイノルズはスカーレット・ヨハンソンの元旦那にして、現在の奥さんがブレイク・ライブリーという幸せ者。見た目はたいしてイケメンとも思えないが、そんな美女ばかりを夢中にさせるほどに人間的にはイイ男なんだろう。羨ましいなあ〜 ちょっと変わった映画とかカルトな映画が大好物なマニアックな嗜好の映画ファンにはピッタリの一本。自分の感性をノーマルだと自覚している普通の人は手を出さない方が無難かな?
- yam********
4.0点
もし、「連続殺人犯を主人公にしてポップでキュートなコメディを撮って」って無茶振りされたら、どうする? この映画がその答えですw 「不謹慎!」 「被害者に謝れ!」 「精神病患者を映画にするな!」 「サイコは死ね!」 「人殺しを美化するな!」 そんな近視眼的な批判が巻き起こるはずなので、とても日本では作れそうにない映画ですw 「近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇だ」というのはまさにそう! この映画も被害者の女性視点で観るとたまったものではないでしょうが、観客の視点から見るとやっぱり喜劇! 生首がしゃべる映画に悪い映画はないw(マーズ・アタックとかw) 被害女性の視点でカメラが室内を写すとおどろおどろしいホラー、主人公視点ではポップでキュート、その演出が見事! 主人公が薬をやめるとたちまち世界はポップに輝き、犬猫生首たちは喋りだし、多幸感に包まれる! 薬を飲み始めるとどんよりと孤独で憂鬱な現実が襲いかかる。 想像力、妄想力で辛い現実を楽しく改変!ポジティブに人生を送る主人公の男性。 自殺を図った母親、車でひいた瀕死の鹿の苦しむ姿を見て、彼はトドメを刺してあげる。 いわば、介錯ですね。 でも、彼の中でなにかのスイッチが入ってしまう… はずみで殺した女の子に謝りながら何度もナイフを突き立てるシーン… 猫に「狩りは本能、殺しは快楽、生きた実感がしただろ?」とそそのかされニヤリと笑うシーン… 猫さんのセリフを完全には否定しきれない自分に、怖さを感じてゾッとする… そう、誰の心の中にも、ジェリーくんは住んでいるのかも!? 好きな女性を切り刻みたい、好きな女性をコレクションしたい… そういう歪んだ性癖がみんなの心の奥にも潜んでいるのかもいるのかも!? 一人ぼっちで、世間にフィットせず、それでも前向きに生きようとあがくお人好しのジェリーくんはどこにでもいるのかも!? 妄想の世界で悪気がないままに女性を殺して身体を切り刻み続ける人の良さげな主人公、ライアン•レイノルズ、ぴったりです。 女性が監督というのがまた、シュールでいい。 あっけなく脱力感あふれるエンディングも秀逸です!
- ヤフオクじゃなくてヤフオークだろ
4.0点
ネタバレ奇作 怪作 問題作
このレビューにはネタバレが含まれています。 - a10********
2.0点
ストーリー性が無く残念 期待しなけりゃ良かった、
- 南
3.0点
ネタバレ思ったよりはおもしろいけど
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yok********
3.0点
怖すぎて、鑑賞後、悪夢を見ました。 ライアン・レイノルズ氏の精神病患者の演技リアル過ぎる。 映画の締めくくりの歌も平常心では観ていられなかった。 猫は可愛かったが。
- Cakewalk
4.0点
ライアン・レイノルズの演技が良かった! ちょっとネジが外れのような人物像がハマってた! 実際にこういった精神疾患抱えてる方ってこんな感じなのかも ラストのシーンはちょい意味不明だったけど…主人公が精神疾患抱えてるから主人公が見てるビジョンかな 笑
- mil********
4.0点
ホラー映画が好きという人は沢山いて それをおかしい、とは思わない 非日常的な恐怖体験はエンタメだ 笑いがベースで、ホラーを被せるのも まぁ、楽しいだろうとは思う でもこの映画は 割と尖った猟奇的なホラーを 笑いで薄くコーティングしてあるような 不思議な作品で、丁寧に作られているので アリか、ナシかで言うと アリなんだけど 自分の子供とかがこの映画で喜んでいたら 何か、嫌だな。と思っちゃうし その姿を親に見られたくないとも言える ライアンレイノルズのおかげで デップーの愉快さを彷彿として 少し救われるし、設定もユニークだけど 冷蔵庫に入れた生首と会話とかは ちょっと、うーん、アウトなのかなー 葬式で坊さんのお経が可笑しいけど 笑えないような 不思議なもどかしさを内包した 非凡な映画ではあるし、 ふざけているようで真面目だとも思う 監督の、映像化に至る経緯なんかを インタビューで知れたら ぐっと魅力も増しそうだけど ググったところで核心に迫ったような ものは無くて残念。 だけど、一見の価値はあるかな
- jag********
3.0点
世に言うシリアルキラーとは、この主人公みたい統合失調症みたいな病気なのだろうか? 日々幻聴が聞こえるジェリーは、幻聴を止める薬を飲むと 世界は暗く陰鬱に見え、自分を取り囲む孤独に耐えることが出来ない。 だから薬を飲まない方が、犬や猫、片思いだけど初めての殺人相手のフィオナの生首ともおしゃべりできた方がいい。 最初の殺人を隠すために、フィオナの生首仲間を増やすために 次々と殺人を続けるジェリー ジェリーに悪意はない。あるのは殺さなければならない理由。 殺人を進める心の声に従わないといけないと思い込む、素直に見えながら まともな正義感の欠落している事にも気づいてない 連続殺人や凶悪な事件の犯人がサイコパスなのはわかるが 病気だと罪を問うより、治療になってしまい殺され損だ 真面目過ぎだが、こんな人間いたら本当に困る ちっとも笑えなくて、自分がこんなにユーモアがないのかと思い知った。
- sub********
1.0点
これはひどい。精神的な問題を抱える青年が、コミュ障から人を殺しまくる。 何の捻りもない。行きあたりばったり。 何でこんなものを世に出した?狙いは何なんだ? 実際に精神障害を抱える人にとっちゃ、迷惑な一本だ。害悪でしかない。 主人公もムカつく顔をしている。可哀想だとも思わない。自業自得だ。 娯楽性も何にもない。ただ、奇抜なものを世に出したかっただけ。 制作者の精神がおかしい。世に出てくるな。