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オデッセイ (2015)

THE MARTIAN

監督
リドリー・スコット
  • みたいムービー 1,838
  • みたログ 1.4万

3.83 / 評価:10,570件

舞台を火星にした無人島漂流記サバイバル

  • サンゴ さん
  • 2018年8月8日 21時24分
  • 閲覧数 1830
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

面白かったです。
一番いいところは、恋愛要素がまるで絡んでないところ。
ルイス船長がなかなか美人の軍人だし、船にはもう一人女性隊員もいるし、どっちかと何かあってもよさそうなもんだけど、何もなし。
なんでもかんでも恋愛要素を盛り込んで、それがまた激しく失敗して足を引っ張ってる映画がたくさんある中で、思い切って恋愛要素を排除したその勇気は立派。

火星に取り残された主人公マークがなんとか生き残ろうとするところ、特にじゃがいもを育てるところは面白かったです。
舞台が火星っていうだけで、無人島漂流記とか南極物語とか流されてとか太平洋ひとりぼっちとか、とにかくそっち系のサバイバル映画。
マークができるだけ深刻にならず、軽口を叩きながら、飄々とサバイバルしていくので、見てるほうも暗くならずに、単純に「マーク頑張れー!」「次はどんなアイディアで問題を打開するのかな」「確かに船長の音楽の趣味悪すぎだけど他の人は音楽もってないのかよw」とか楽しみながら見られます。
じゃがいも畑が吹っ飛んで食糧が心細くなった後はかわいそうだったけど。
世界最高峰の賢い人たちが、事態を打開するべく、いろんなアイディアを出してあーだこーだ言って、それが形になっていくのも気持ちよかった。

ただ、中国の会社が唐突に出てきて・・・チャイナマーケットを狙ってるんでしょうし、中国企業も出資したんでしょうから、別にそれ自体はいいんだけど、世界中が心配してるっていってるわりには、映像がアメリカと中国だけで違和感がありまくり。
せめて各大陸に1都市ぐらいは大衆が盛り上がってるところの映像を1カットずつインサートすりゃいいのにとは思いました。

この映画、感動映画というよりは、単純に面白い映画だと思う。
ジーンとくるところもあるけど、むしろ笑わせよう楽しませようワクワクさせようとしてるところのほうが多い。
終盤は緊迫感も増えますが、それでもまあこの映画なら悲惨な結末になりようがないし、と推測できるので、安心して見ていられます。
何年ぶりに宇宙空間で船長と再会して、懲りずに音楽の趣味をけなしているところ、笑いました。
褒めてるわりには★3つなのは・・・名作というにはちょっと足りないかな、と。
感動も、笑いも、ワクワクも、すべてがちょっと足りないような。
でもちょっとですほんと。
エンターテイメント映画としては素晴らしい出来でした。

あと、邦題つけた配給会社、センスないね!
どんな映画かすらわからないような、印象にも残らない、何か面白みがあるわけでもない、どうでもいい邦題つけるぐらいなら、カタカナ読みで「マーティアン」のままでよかったんじゃないですか。
何のためにこんなしょうもないタイトルをわざわざつけたのか、責任者呼んでこいってレベルでした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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