あらすじ・解説
狡猾(こうかつ)な政治家が台頭し、戦士たちが追いやられようとしている帝国。ある日、強欲な大臣から賄賂を要求されるも、それを断った上に彼に刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)が反逆罪に問われるという事件が起きる。その後死刑判決が下され、自身のまな弟子であった騎士ライデン(クライヴ・オーウェン)の手で斬首されてしまう。1年後、ライデンは酒に溺れる毎日を送り、ほかの騎士たちも刀を捨てていた。だが、その裏で彼らは主君バルトークの敵を討ち、堕落した権力者たちへ報復する計画を進めていた。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(350件)
- spu********
1.0点
何一つ目新しい表現が無く同じような作品の寄せ集めみたいだった。 テーマも平凡以下でそもそも忠臣蔵なんて散々手垢がついた題材で薄っぺら。 キャシャーンでも軽薄なテーマだっただけに監督の人間性がうっすいのかと思う。 彼独特の映像美も無くどこを切り取っても残念な作品です。 2倍速で見ても時間の無駄になります。
- shi********
4.0点
面白かった! 騎士の美徳を見せる形で今一番必要な人間としての美徳と誇りを説いている。 自己保全から堕落した権力に跪き、隷属化した関係が更なる隷属化に繋がり、権力の集中化を招く。 心の中では反発しながらも、上辺だけ取り繕うその姿は過去も現在も変わらない。 権力の集中を招き、更なる悪を導いているのは、この騎士の美徳、人間としての美徳を持たない無関心な人間が引き起こしていると言える。 小さな勇気と覚悟、自分自身への誇りさえ持てずに、自由と尊厳は保てるはずはない。 自由と尊厳を守りたいなら、勇気と覚悟と誇りを持つしかない。 現代人に足りないものを巧く表現していると思う。 ただ、もう少し演出面や撮影技術での工夫があれば見応えのある作品になっていたであろうし、より意味深な作品に出来たと思う。 伊原剛志さんはいい味出してる!
- rkn********
4.0点
長く権力の座についた者は、だんだんおごりが出てくるのは歴史が証明している。 賄賂や法に触れる接待など、我が国でも頻繁に紙面を賑わせている。 悪徳大臣ギザも己の私腹を肥やすため、諸侯から賄賂を取っていた。 バルトーク卿にも何度も賄賂を無心してくる。 バルトークは汚職を嫌っていた当主だけに、領民に対して善政をしいていたことだろう。 これは忠臣蔵をオマージュした作品だと思われるが、47士のほとんどが足軽や馬廻り役の下級武士で構成されていることを知ると、なにか強烈な感動を覚える。 ちなみに家老級の武士は大石内蔵助ぐらいで、あとの者はほとんど逃亡している。 政治という視点から、この映画を見てみるのも、なかなか興味深い。 隊長ライデンと大臣ギザとの心理戦にも注目。
- oir********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bru********
2.0点
どっかで見たようなシーンが多くて展開が予想が付きやすいし、 特に目新しさはなく、キャラの衣装も冴えないし、 アクションも殺陣も至って普通で、この物足りなさはいつ 拭われるのかと考えている内に、映画が終わってしまいましたので、 ほぼ何の印象もありません。 ストーリーもやろうと思えば30分~1時間ぐらい でまとめられるんじゃないかという程度だと思います。 作品のレベルとしては、一番盛り上がる場面でも普通の域を出ないので、 あえて時間を割いて観る作品ではないと、個人的に思います。 今後映画を観るときは、レビューサイトをもっとよくチェックしてから 観ようと思いました。
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