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私はゴースト (2012)

I AM A GHOST

監督
H・P・メンドーサ
  • みたいムービー 12
  • みたログ 84

3.05 / 評価:63件

音楽も監督さんが担当しているのね!

  • bakeneko さん
  • 2020年5月6日 16時38分
  • 閲覧数 562
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

登場人物がほぼ一人、監督&脚本&撮影&編集&音楽がH・P・メンドーサという―自主製作映画っぽい作品ですが、記憶が不完全な幽霊の視点で物語が進行する作劇は、“地縛霊って案外こんな風なのかも?”と思わせる―独自の映像表現を見せてくれます。

旧式の館で一人の少女:エミリー(アンナ・石田)が日々を過ごしていると、突然彼女に話しかける声が聞こえてくる。声の主はシルヴィアと言う霊媒でエミリーはこの家に執り憑いている幽霊だと告げる。シルヴィアはエミリーの記憶は長続きせず、パニックになると欠落することも話し、エミリーは次第に自分が幽霊だということを信じ始めるが…というお話で、(ネタバレにならないで例が示せる)幽霊が主人公映画としては、「ゴースト・ストーリー」などを彷彿とさせますし、主人公の記憶がリセットされる点では「メメント」の幽霊版ともいえます。

19世紀風の館の造りや少女の服装に時代に取り残された者を感じさせますし、繰り返される日常描写が正常な時間の流れから隔絶された無限反復を提示しているー幽霊の世界を共体験させてくれる作品ですが、停滞した作劇から一転する終盤の怒涛の展開ではきちんと落ちを付けてくれますよ。

ねたばれ?
1、冒頭に引用される―エミリー・エリザベス・ディキンソン(1830 - 1886)は近年再評価されたアメリカの女流詩人であります。
2、19世紀の少女が直ぐに多重人格を理解できるなんて…
3、テーマ音楽はまんま「ポルタ―ガイスト」だなあ~
4、エミリー役にはアンナ・石田の他に同じ背格好の俳優を2人使っています(つまり“あのシーン”は多重映像効果ではなくて、複数の俳優がエミリーを演じていたのですね―つくづく低予算自主映画っぽいなあ~)

詳細評価

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