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ステーキ・レボリューション (2014)

STEAK (R)EVOLUTION

監督
フランク・リビエール
  • みたいムービー 43
  • みたログ 64

3.37 / 評価:38件

見たことない牛、牛、牛&お肉祭り

  • chu***** さん
  • 2015年10月19日 23時39分
  • 閲覧数 1516
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

以前(といっても最近)、「ステーキ!世界一の牛肉を探す旅」という本を読んだ。
色々ふむふむ、で面白かった。
で、このドキュメンタリーに飛びついた。

まさに、読むと見るとは大違い。
胸焼けするほどの肉祭り。
ビールかワイン片手に観たほうがいいかも。

前述の本の著者もなんと登場。
自ら育てた牛さん(名前までつけた)の美味しさを熱く語ります。愛情込めて育てて解体して食べて、残った皮はカーペットにして毎日踏んづけてます。お見事。

さて、このドキュメンタリーは、フランスのおじさんが、自分の国の肉が一番じゃないって知って、美味しいステーキ肉を調査しに地球を周って肉、牛、肉、牛て見せまくってくれます。
あくまでも、焼き肉に特化しています。
そりゃね。肉主食人といえども、地区風土によって動物の肉質が違うのですから、欧州では煮込み肉が、元々主だったわけだし。
フランスではステーキが台頭するのはアメリカの影響だったそうです。

流石、肉主食人たち。
精肉店、生産者、シェフ、それぞれの立場の人の最高の肉を提供するプライドが気持ちいいです。

そして何より、牛の種類。
多種の牛を見るだけでも一見の価値有りです。
ステーキNo.1の某国の某牧場の牛さんの何と大きいこと!
興味深いのが、和牛を含め、いい肉牛の血筋を辿ると、殆どがイギリスの牛に行き着きます。
料理の不味さで有名なイギリスなのに、フランスの牛、南米の牛、旨味の元がイギリス牛なんて。
そして、イギリスの牛、かわいい。

もちろん、日本人が自賛するように、松坂牛、神戸牛も登場します。
それまで、赤かった肉映像が、日本に来た途端、白になります。笑えます。
牛肉に対する考え方、思考が肉の色(ホントそれまでがザ、肉色だったから余計目立つの)でわかる。
サシ問題ですな。

政治、経済的な話は主題では無いので殆どありません。
生産者の肉食人種ならではの、牛の餌への拘りは大きいです。日本の牛は全て人工飼料ですから、その辺の危惧は少々言及ありです。
あと、日本の松坂牛はアメリカの人工飼料を食べてますが、欧州の高級和牛(この和牛の種が不当に海を渡ったことはかねてより言われていた話ですが)は、欧州人好みに牧草と適度な放牧で育っています。そうなると、日本の高級和牛の輸出も将来どうかなって気もしてきます。

でも、そんなこんな悩ましい話より、どれもが世界一といっていい多種の牛たちの姿、世界一の牛たちの食べごろ、精肉店に並ぶ肉色、サシ加減、焼き加減が堪能出来ます。

ところで、世界最高を自負するアルゼンチンでは年間60㎏の肉を食すそうだ。
アメリカ人でも20㎏だそうで。
おそろしい!

とにかく、エゾノーの学生さん(大蝦夷農業高校。銀の匙、てマンガです。)が垂涎する映像のオンパレードであることは間違いない映画です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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