センスが光る隠れた名作
- aut***** さん
- 2017年9月24日 19時49分
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- 総合評価
和洋問わず、意図的にB級感を狙いにいきすぎて白ける映画はわりと多いですが、本作もかなり貪欲に狙いにいってるB級映画です。
ただ、この監督はシリアスさ、チープ感、コメディ具合、投げやり感などの配分が凄く秀逸で、いやらしく狙いに行ってるわりには興ざめさせないセンスがあり、自分は中盤にさしかかるころには完全に魅了されていました。
また、音楽もとてもよく、随所でLe Matosという最近のバンドの曲が使われているのですが、これがまた80年代の雰囲気そのままなのにどこか新しくてすごく良いんです。(特にEDテーマ:Tequila Sunrise)
当時の特撮やSFなんかの雰囲気を知っていて、なおかつちょっと馬鹿げたB級映画が大好きな方には是非観てもらいたい作品です。
個人的に、このターボキッドはこの手のニッチなジャンルでは20年に1本出るか出ないかレベルの名作だと思ってます。
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